このブログは、『暮らしを少しでも進歩させるネタ』をいろんな角度から探しては紹介しよう、というコンセプトで運営しています。今回は時間の節約につながる車関連のネタです!
運転免許証を持っていると必ずやってくる。そうです。運転免許証の更新です!
とうとう来たか、、、
って思いながら、つぶらな瞳で更新のハガキを見ちゃいません?
運転免許証の更新するために試験場まで行ってくると、軽く半日はぶっとんでしまいますもん。仕事が休みの土曜日・日曜日は混んどるし。
そんな中、こんな試みが始まったんです!
まだ、この制度を享受できる対象は限られてるんですけど、私は対象者だったので免許証更新するにあたり、このオンライン講義を受講してみました。
で?受講してどない?
私的には、時間の自由度が増える点で満足でした!
今回は、運転免許証の更新時に受講する講義を、実際にオンラインで受講して感じたことをレビューしたいと思います。
オンラインで受講するかどうかは任意なんで、選択できる対象の方で、どうしようか迷ってる状況に少しでも参考になれば幸いです。
今回のネタは、面倒くさい運転免許証の更新に対して、時間の自由度を増やしてくれたことに感謝の意を込めて、2022年の私の暮らしを豊かにしたネタにエントリーする予定です。
このブログでは、『暮らしを少しでも豊かにするネタ』をいろんな角度から探しては紹介しよう、というコンセプトで書き書きしてるわけですが、1年単位でその年に書き綴ったネタの中から『暮らしが向上した(改善した)』とか『めちゃくちゃ感動した』とか思っ[…]
さぁ、それでは車検代を安くできる『ダッシュ車検』がどんな感じのサービスなのかを、みていきましょう!
免許更新時のオンライン運転者講習の概要
運転免許更新時に受講が必要な講義のオンライン化
運転免許証の更新って、面倒くさいですよね。
何が面倒くさいかっていうと、決まった時間に免許センターに行かないといけなくって、半日以上つぶれちゃうってところだと思います。まぁ、『警察署に行く』という選択肢もありますが、、、
で、免許証更新のための手続書類を書いて、視力検査や写真撮影なんかをやって、最後に運転者講習を受講しないといけないですよね。
この運転者講習の部分だけ、オンラインで受講できるようになったんです。
それって何がいいの?っていうところですが、警察庁はこんなところを期待しています。
[ 運転者講習オンライン化に期待するポイント ]
- 24時間どこでも受講できるという利便性
- 免許証更新にかかる時間を短くできる
スマートフォンやパソコンから専用サイトにアクセスして、運転者講習の動画を視聴することで、『講習受講済』とすることができるんです。
2022年2月1日から一部地域で試行され、2024年度以降は全国で受けられるようになる予定です。
オンラインで受講できる条件は?
ただ、このオンラインでの運転者講習を受講できる人は、まだごく一部なんです。
2022年10月時点では、以下の人に限定されています。
[ オンラインで運転者講習を受講できる人の条件 ]
- 試行対象地域(北海道、千葉県、京都府、山口県)に住んでいる人
- 試行対象地域(北海道、千葉県、京都府、山口県)の公安委員会から更新連絡書が届いた人
- 優良運転者(ゴールド免許証)になる人
- マイナンバーカードを持っている人
- 更新期間が満了する日の年齢が70歳未満の人
そうなんです。まずは試行ということで、2022年度は4道府県(北海道、千葉県、京都府、山口県)でしかオンラインで運転者講習を受講できないんです。2024年度からは全国に拡大される予定です。
そして、次の免許証がゴールド免許証になる人に限定です。30分の優良運転者講習がオンラインで受講できるっていう制度になります。
で、マイナンバーカード!これを持ってる必要があります。
これまでの条件を満たしていたとしても、年齢条件で『高齢者講習』に当たる人は、残念ながらオンラインでの受講はできないです。
私見をいうと、『高齢者講習』もオンライン化対象にすればいいのに、と思います。
後で説明しますが、操作的にはそれほど難易度が高いものではないんですけどね。それでも、オンライン講義を臨んでみようと取り組まれること自体、向上心に富んだ方だと思うので、そういった機会を年齢だけで閉ざしてしまうのはいかがなものかと。
私見で横道にそれてしまいましたが、要は2022年11月現時点では、居住地域、ゴールド免許証、マイナンバーカード保有状況、年齢でもって、オンライン講義が受講できるかどうかの制限があるということです。
免許証の交付はどうなるの?
免許証の交付って、どうなるの?というところですが、残念ながら最終的には運転免許センターや運転免許試験場、警察署といった免許更新窓口に行く必要があるんです。
免許更新窓口に出向いて、更新申請書等を書いたり、視力検査を受けたり、写真撮影をしたり、そういったことをしないといけないんですよね。もちろん、オンラインで講習を受講したかもチェックされます。
なぁあんだ Orz…
そう思いながら、膝から崩れ落ちそうになった方も、きっといるでしょうね。
でも、私はこの『運転者講習のオンライン化』にはメリットを感じましたよ。次はその辺り、私が感じるメリットとデメリットをお伝えします。
運転者講習をオンラインで受講した体験談をレビュー
運転者講習をオンラインで受講するメリット
私が感じたメリットはこちらです。
[ 運転者講習のオンライン化に感じたメリット ]
- 時刻の決まった運転者講習を受けなくてよい
- 最寄りの警察署で更新することで拘束時間を減らせる
ズバリ『運転免許証更新にかかる拘束時間を減らせる』!!
これに尽きます。
私の例で、オンライン講習を受講する場合としない場合を簡単に比較してみます。
従来は、運転免許試験場で手続きをしていたので、朝8時に家を出て、帰ってくるのは昼の13時あたりだったかと思います。なので、運転者講習をオンラインで受講しない場合はザックリと約5時間ですよね。
それがオンラインで運転者講習を受講することで、こうなります。
- 運転者講習をオンラインで受講する…1時間17分
- 警察署にて免許証更新手続きする…約30分
- 後日、警察署にて新免許証を受け取る…約15分
運転者講習をオンラインで受講した場合はザックリと約2時間なんです。
最寄りの警察署を利用しているので、会社の早帰り日に警察署に寄るイメージです。『わざわざ出かける』ことをしないで済む工夫もしてます。それとは逆に、運転者講習の受講時間は30分なんですが、今回の記事用にスクリーンショットを撮りながら受講したこともあって、こちらは1時間を超えてしまいました。普通はもっと短い時間で受講できると思います。
運転者講習をオンラインで受講するデメリット
私が感じたデメリットはこちらです。
[ 運転者講習のオンライン化に感じたデメリット ]
- 結局、免許更新窓口に行く必要がある
まぁ、デメリットを言うならばコレに尽きるでしょうね。
運転者講習をオンラインで受講して、視力検査等もオンラインでできて、新しい運転免許証が郵送で送られてくる、とかになればメチャクチャ良いんですけどね。
『オンラインで受講したら受講料が安くなる』なんて特典があれば、より良いですよね。残念ながら、受講料はオンラインを使おうが使わまいが同じです。
私的には、『拘束時間を減らすことができる』メリットの方が、このデメリットを上回ってると感じているため、総合的には『満足した』という評価をしています。
オンライン運転者講習の評判・口コミ
ここでは、オンライン運転者講習についてのツイートを紹介します。Twitterで検索してみた結果、おおむね高評価でしたよ。低評価な意見では『中途半端なデジタル化』という表現もありました。
高評価なツイート例
運転免許証の更新時期になりました🚗 今年から千葉県はオンラインで優良運転者講習を受けれるので受講してみました🙂
スマホのマイナポータルアプリでマイナンバーカードを読み取り、免許証番号を入力後、講習動画を視聴してすぐに終わりました✨ pic.twitter.com/mH4zrcyRMF
— 妙典ったー (@myodentter) May 25, 2022
マイナンバーカードを絡めるところが、ちょっとメンドクサイ部分ではありますが、『すぐに終わった』と感じられたようですね。
仕事がひと段落した所でやってみたよ ദ്ദി˶ー̀֊ー́ )
『オンライン優良運転者講習』
自分の好きな時間に受講出来るし、ビデオも途中で止めることが出来る。
当然止めた所から再度スタートが出来る。それに、わざわざ決められた日時に講習を受けに行かなくても済むのがいいね♬*°
全国に広まれ❣️ pic.twitter.com/IxKXE5Mp5I
— まぁ.u_u..a_a.❣️ (@marine_1107) November 1, 2022
そうそう!これこれ!
わざわざ決められた日時に講習を受けに行かなくても済むのがイイ!!ほんと、時間の自由度が増えるんですよね。
運転免許更新で「オンライン優良運転者講習モデル事業」を利用してみた。
必要なのはマイナンバーカード、スマホorPC(withカメラ&カードリーダー)。
30分のオンライン講習動画を視聴して、あとは最寄りの警察署に更新申請に行けばOK。
好きな時に受講して免許センターに行かずに済むのは楽で良い。— じく@フリーライター (@K_Jikuhara) July 28, 2022
私もそうでしたが、『オンライン運転者講習と警察署で申請』の組み合わせが多い感じです。運転免許試験場に行かなくて済むのがとっても素敵!
低評価なツイート例
これは優良運転者講習をオンライン化するだけで、結局支払いや手続きは試験場などへ出向く必要があるようです。これでは国民の利便性はほぼ向上しないし、行政人材の整理・配置換えもほとんどできず、IT業界に税金が流れるだけ。これが懸念していた「やってる感だけの中途半端なデジタル化」です。 https://t.co/GhWRxCPDHZ
— 鳩山紀一郎 日本先進会代表「思いやりと合理性」 (@KHsenshin_kai) September 29, 2020
中途半端なのは確かにそうですね、現時点では。
ただ、いきなり完璧なモノはできないのも事実かと。そのための4道府県での試行スタートですよね。これを足掛かりにして、もっと利便性を向上させるシステムに組み上げていってほしいです。
ただ、ホントに難しいと思うんですよ。『どの段階で世に出すか』というタイミング。作り込めば良いシステムなのに、作りこめてないうちに早く出し過ぎて、ユーザーが見向きもしなくてボツってしまってはモッタイナイし。かといって、完璧に作り込むには時間がかかって、『デジタル化が遅れてる』日本に追い打ちしちゃっても、ですし。。。
70~80点のものを素早く試行できたら良いんでしょうけどねぇ。
オンライン運転者講習の受講手順
ここではオンライン運転者講習がどんな感じなのかを、実際の画面を見ながら説明していきます。
オンライン運転者講習受講の大きな流れ
オンライン運転者講習は、下の流れで進んでいきます。
[ オンライン運転者講習の手順 ]
- 運転者講習(10分の動画を3本視聴)
- 運転教育・広報動画 (視聴は任意)
- アンケート (必須)
- 受講終了
メインの運転者講習では、10分の講義動画を視聴して、確認テストに回答、なりすまし防止のための顔画像撮影を1セットとして、合計3セット行われます。
オンライン運転者講習受講の具体的な手順
まずは『オンライン優良運転者講習』トップページに入りましょう。下のQRコードを読み取ってもらってもいいですし、『オンライン運転者講習モデル事業』で検索かけたら、トップページへのリンクが出てくるので、そちらから入ってもいいです。
次に、利用規約とプライバシーポリシーを確認して、それぞれのチェックボックスにチェックを入れます。で、『同意する』をタップ!
注意事項が表示されるので、確認の上、チェックボックスにチェックして『同意する』をこれまたタップ!
すると、マイナンバーカードを求めてきます。
『読み取りを開始する』をタップして、マイナンバーカードの上にスマホ端末を置きましょう。
きちんとマイナンバーカード認証ができたら、マイナンバーカードから読み取った情報(名前とか住所とか)が表示されるわけです。
続いて、免許証番号の登録に移りますよ。
運転免許証の番号を入力して、免許証番号に誤りなしチェックをつけてから、『免許証番号を登録する』をタップしてください。
正しく登録できたら、免許証番号登録完了画面が表示されますので、しれっと『OK』をタップしましょう。
さぁ!いよいよ運転者講習を受講しますよ。
何回『受講する』とか『開始する』とか押させるねん、ていうぐらい訊かれるんで、懲りずに『開始する』を押しまくってください。
オンラインで受講する運転者講習の形式はこんな感じです。
[ オンライン運転者講習の形式 ]
- 10分の動画を3本観る(再視聴可能)
- 視聴中の一時停止はできるが早送りはできない
- 3本の動画それぞれについて確認テストがある(合計3問)
- 確認テスト後になりすまし防止目的のカメラ撮影がある(合計3回)
- 動画は24時間視聴可能
10分の動画を1本視聴するごとに、確認テスト問題が表示されるので、それに答えます。
再視聴する場合は『再視聴する』ボタンをタップしましょう。もう充分だぜって方は『次へ進む』を押して、顔画像撮影です。
受講者のなりすまし防止を目的とした顔画像の撮影です。
『撮影に同意してカメラを起動する』にチェックを入れて、『顔画像を撮影する』をサクッとタップしてください。撮った画像が気に入らない場合は撮り直しできますよ。さっさと顔をキメて、送信しちゃいましょう。
っていうのを、10分の動画を視聴するごとにやる必要があります。合計で3回です。ここが若干メンドクサイですね。
10分の動画を3セット無事終えると、『運転教育・広報動画』の視聴が表示されますが、これを観るかどうかは任意です。要らんかったら『スキップする』を押しましょう。
最後に『アンケート』に回答します。これは必須です。
サクッと回答して、『アンケートを登録する』をタップすると、運転者講習が終了します。お疲れ様でした!
ログアウトして閉じちゃって大丈夫です。
まとめ
今回は、オンライン運転者講習について紹介しました。
[ 今回のポイント ]
- 狙いは利便性向上と免許証更新の時短
- 4道府県で試行してから全国展開予定
- ゴールド免許・マイナンバーカード保持者に限定
- 運転者講習はオンラインで受講できるが、免許証交付は窓口に行く必要あり
- 管理人(私)の実績として、オンライン受講で約3時間の時間短縮になった
運転者講習をオンラインで受講できたとしても、免許証を交付してもらうためには更新窓口に行く必要があるんですけどね。
とはいえ、私は運転免許試験場に行く場合と比較して、約3時間の時間短縮になったので、この制度は次回も使おうと思います。
この制度を利用して、私が最もメリットだと感じたことはコレです!
運転免許試験場に行くと、何かにつけて『待ち時間』ってあるじゃないですか。また『この日に免許更新に行く』ってガッツリ予定組まないといけないし。で、半日はつぶれちゃう。。。
オンライン運転者講習はもちろん自分の好きな時間に好きな場所で受けれるでしょ。最寄りの警察への手続きは、平日に限りはするものの何かのついでに行けばいいでしょ。私の場合、警察署での手続きは待ち時間ゼロでした。そうです。免許証更新のために、ガッツリ予定を組む必要がないんですよ。
そういった意味で、時間の自由度が増えるんですよね。オンライン運転者講習の精度、私は高評価をつけます!