自作PC静音化に成功!40dBのうるさいパソコンを11dBにした対策内容を解説!

  • 2020年5月29日
  • 2022年4月23日
  • PC・家電
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このブログは、『暮らしを少しでも進歩させるネタ』をいろんな角度から探しては紹介しよう、というコンセプトで運営しています。

今回はパソコン環境をワンランク上げるネタです!(個人的にはワンランク以上、向上したと思ってます)

あなたは「パソコン、うるさいなぁー」って思ったことありませんか?

私はしょっちゅう思ってました。で、抜本的にパソコン環境をテコ入れしたんですよ。

そこで、、、

  • パソコンが「ブーン」とうるさくて、作業に集中できない。
  • パソコンがうるさくて、家族が寝ている横では作業ができない。

こういった悩みを少しでも和らげる解決策を紹介したいと思います。

私はここで紹介する対策を実施することで、パソコンから出る音がほとんど気にならない環境を構築できました!強いて言えば、キーボードのキータッチ音とマウスのクリック音ぐらいしかノイズは出ませんね。パソコンほんまに動いてる?って思うぐらい静かで快適です!

私のPC環境を格段にレベルアップできたということで、こちら『パソコン静音化』のネタは、2020年の私の暮らしっぷりを豊かにしたネタ第2位にランキングさせてもらいました。

年間ランキング発表

このブログでは、『暮らしを少しでも豊かにするネタ』をいろんな角度から探しては紹介しよう、というコンセプトで書き書きしてるわけですが、1年単位でその年に書き綴ったネタの中から『暮らしが向上した(改善した)』とか『めちゃくちゃ感動した』とか思っ[…]

暮らしを豊かにするネタ!年間ランキング発表!

この記事では

「パソコンから出るうるさいノイズ音ってどこから出てるの?」

「そのうるさいノイズ音をどうやって静かにするの?」

という流れで、まずはパソコンのうるさい音の発生源が何かを見ていきます。そして次に、その発生源に対して何をすれば解決できるのかという対策方法を紹介します。

ここで紹介する静音化対策の方法をすべて実施できたらベストですが、部分的に取り入れることでも一定の効果は見込めるはず。あなたのPC環境と照らし合わせて、できる対策をお試しいただければと思います。

PC(パソコン)が出すうるさい音の原因は何?

パソコンが出すうるさいノイズ音の原因となる箇所

パソコンのうるさいノイズ音って、何が原因なんだろう。そう思ったことはありませんか?物理的にぐるぐると回転する部品がパソコンの中にあるなら、それが原因といって間違いないと思います。いやいや、ぐるぐる回転するものって何よ?

私のパソコン環境を例にすると、冷却用のファン、ハードディスク、光学ドライブが「ぐるぐると回転するもの」、すなわちノイズ源になります。

ぐるぐると回転するってことは、その部品自体が風を切ってノイズを起こしたり、その部品自体が振動を引き起こしてノイズを起こしたりして、うるさい音の原因になってるんですよ。ここではノイズを発生させる各部品について、少し掘り下げて見ていきます。

【ノイズ源その1】冷却ファン(CPU/GPU/電源ユニット/PCケース)

パソコンが出すうるさいノイズ音の原因の一つ目は冷却用のファンです。ファンという名前通り、ぐるぐる回転します。そしてその回転がうるさい音を発します。でも、パソコンの中には激熱になる部品があるので冷却用のファンはどうしても必要なんですよね。

パソコンを構成する基板には、パソコンの頭脳部分であるCPUや映像処理専用のGPUをはじめ、たくさんのLSIチップが搭載されてます。処理スピードが速いLSIチップほど、ガッチガチに動作するとアッツアツに熱を持っちゃいます。ゾックゾクするでしょ。

一般的にはこれらLSIチップたちには、『温度何℃以内で使ってね』という仕様が決められていて、それを超えると壊れちゃう恐れがあるんです。そうならないように、ファンを回転させて風を送って冷却してあげないといけない。

私のパソコンに搭載しているCPU(Core i5-9400F)を例にすると、LSIチップ内部の超えてはいけない温度(ジャンクション温度)は100℃です。100℃を超えると、1万円以上もするCPUが壊れるかもしれないんです。そんなのイヤですよね、絶対。

なのでCPUにはファンをつけて冷やすわけですが、ファンを速く回せば回すほど冷却力も上がります。パソコン環境によっては、マザーボードに冷却ファンの回転数を制御する機能がついているものもあります。私は、CPUコア温度が70℃を越えたら冷却ファンの回転数を最大設定になるようにしています。

しかしながら残念なことに、冷却ファンの回転数が上がると、ファンから発せられるノイズ音も大きくなるんですよね。これはイメージしやすいかと。また、冷却ファンの羽根が小さいほど、ノイズ音が甲高くうるさくなりますし冷却能力も下がります。

ノイズ音を抑えつつ、充分な冷却能力を確保できれば最高なわけです。つまり『できるだけ羽根の大きなファンをゆっくり回す』ことができて、かつ、パソコン内の温度が許容範囲に入る構成を考えれば良いのです。

パソコンの冷却ファンは、主に以下の部品に付いてきます。これらの各部品についてどんな対策がとれるかがポイントになります。

  • CPU(パソコン処理の中央司令塔のLSIチップ)
  • グラフィックボード(映像処理を専用に受け持つ基板)
  • 電源ユニット(PCの各部品に適切な電気を供給する部品)
  • PCケース(PCの各部品を納める筐体ケース)

【ノイズ源その2】ハードディスク

パソコンが出すうるさいノイズ音の原因の二つ目は、ハードディスクですね。パソコン起動時の「キュイーーン」とディスクが回転し始める音と、不定期に発せられる「カリカリ」という読み書きするときの磁気ヘッドによるディスクへのアクセス音です。

ハードディスクは、ディスクを回転させて磁気ヘッドでデータの読み書きをします。そう、ここでも回転が出てきました。ハードディスクのディスク回転数には種類があります。5400rpmと7200rpmの2種類です。ちなみに、rpmは1分間にディスクが回転する数を表します。

7200rpmのハードディスクは読み書きの処理速度が速いという点にメリットがあって、5400rpmのハードディスクはノイズ音が少ない、発熱量や消費電力が少ない、価格が安いといった点にメリットがあります。

静音PCを目指すためには、5400rpmのハードディスクを選べばよいということになります。ただ、これ以外にもっと根本的にノイズ音を抑える方法がありますので、のちほど紹介します。

【ノイズ源その3】PCケースとパーツの接続部分のビビリ

パソコンが出すうるさいノイズ音の原因の三つ目は、PCパーツの取り付け不備です。ハードディスクドライブや光学ドライブといった、内部に回転させる機構をもったPCパーツは、内部の部品が回転すると振動します。

これらのPCパーツのPCケースへのネジの取り付けが緩かったりすると、ディスクの回転から引き起こされる振動を抑えることができず、結果としてノイズ音を発生してPCがうるさくなってしまいます。PCパーツはしっかりネジ止めしましょうね、という話です。防振ゴムを挟んでネジ止めできたらベターですね。

【ノイズ源その4】光学ドライブ

光学ドライブはハードディスクとは違って、磁気ヘッドではなくレーザーを使用してディスクにアクセスするのですが、ディスクが回転するのは同じです。そして、ハードディスクと同じように回転によるノイズ音を発生してしまいます。

これに対しては正直なところ効果的な対策を見つけられていません。私の場合、光学ドライブはソフトのインストール時、音楽ファイルをPCに取り込む時ぐらいしか使用しないので、『たまに使う時のノイズは出ても仕方ないぜ』スタイルで受け入れちゃってます。

それでも少しでもマシにしたいのであれば、読み書き時の回転数を落とすという方法があるといえばあります。32倍速対応の光学ドライブだけど4倍速でゆっくりやってね、といった設定で多少ノイズ音は緩和されると思います。

私が実施したPC静音化対策した結果(20dB以上の静音化に成功)

静音化対策をする前後のノイズ測定結果を比較

PC動作時ノイズ測定結果(静音化対策前後での比較)

まず初めに、私のパソコン環境に静音化対策を施すことで、私のPCが実際にどれだけ静かになったか、という結果から見ていきましょう。

上のグラフを見てください。上段の2つのグラフは、これから紹介する対策を入れる前後のPCノイズ測定結果です。測定ポイントはPCケースの排気孔の間近、測定ツールはスマホの『騒音測定器』というアプリで、約40秒の間ノイズを測定しました。

『騒音測定器アプリ』

下段のグラフは、この騒音測定アプリで我が家のドライヤー(Panasonic EH-CNA99)の動作音を測定した結果です。騒音測定器アプリの動作検証、妥当性確認の目的で測定しました。平均62.6dB(最小60.6dB、最大64.9dB)という結果から、このアプリを騒音測定用として使用できると判断しました。

では、上段2つのグラフを比較してみてください。左のグラフが静音化対策前のPCノイズ測定結果で平均約40dB、右のグラフが静音化対策後で平均約11dBです。この結果から、今回紹介するパソコン静音化対策で、私のPC環境では平均約40dBから平均約11dBへのノイズ低減を実現できたことがわかります。

結構がんばったでしょ?20dB以上も静かにできたんですよ。ちなみに、20dBの差っていうのは音の強さ(音圧)でいうと100倍の差になるんですよ。ですので、余裕で100倍以上、パソコンを静音化してやったということになります。

静音化対策後にPCに重たい処理をさせても大丈夫かを確認

PC動作時ノイズ測定結果および温度・ファン回転数測定結果(処理負荷状態で比較)

次に上の図を見てください。静音化対策をした後での確認内容として、パソコンがガシガシ処理してる時とそうでない時の違いを示しています。

この図の左側はWordPressでブログを執筆中の「負荷が軽い状態」、右側は動画編集ソフト(Aviutl)でMP4エンコード中の「負荷が重い状態」の結果で、それぞれにおいて上段はPCノイズ測定結果、下段はPCケース内の温度および冷却ファンの回転数を計測した結果になります。

上段の結果からは、PC処理の負荷が重い状態でもノイズの平均値は16.3dBであり、20dBを超えていないことがわかりますよね。実際、この高負荷状態でもパソコンから発せられる音はほとんど気にならないです。

下段の結果からは、負荷が軽い状態ではCPU温度は約40℃と高くなく、冷却ファンの回転数は低い状態でPCは処理を行っています。一方、負荷が重い状態になると、CPU温度は急激に上がりますが、CPU温度が80℃は超えないように冷却ファンの回転数を急激に上げる制御がされているのがわかります

このように、高負荷処理を実施しているときにPCがどの程度うるさくなるのか、またそのときにPC内の温度はどの程度高くなるのか、というチェックもとても重要です。めちゃくちゃ静かにできたとしても、高温でPCが壊れたら意味ないですもんね。

20dB以上のノイズ低減を実現した静音化対策の紹介

それではパソコンのうるさいノイズ音を静かにする具体的な方法を見ていきましょう。私が自分のPC環境で、静音化のために取り組んだ内容は大きく分けて2つ、冷却ファンの最適化とデータストレージへのSSDの採用です。それぞれについて、掘り下げて見ていきましょう。

PC静音化に向けた冷却ファン構成の見直しを実施

私が行った一つ目のPC静音化対策は、冷却ファンの最適化です。冷却ファンはPC内のいろんなパーツに付いているので、それぞれのパーツ毎に対策方法を紹介していきます。


CPU冷却ファンに『虎徹Mark2』を採用

ノイズ改善とエアフロー改善のイメージ図

私はまずCPUを冷やすための冷却ファン(CPUクーラー)を検討しました。CPUに付属のCPUクーラーって羽根が小さいんですよね。しかも、風の向きはCPUの上からCPUに吹きつける方向なので、PCケースの外に排熱しにくい構成なんですよ。

なので、私は上の写真にある12cmサイズの羽根を持ったCPUクーラー『虎徹Mark2』を買いました!これ、何が良いかというと、12cmの大きな羽根が生む風量による冷却能力が高いのはもちろん、PCケース外に排熱し易いんですよ。

上の写真にあるように、虎徹Mark2の冷却ファンの向きはマザーボードとは垂直なので、PCケースの前面から背面に風の流れを作れるんです。このサイドエアフロー構成CPU冷却ファンは、PCケース背面の冷却ファンとタッグを組んで、PCケース内の熱気を強力に外に逃がすんですよ。

虎徹Mark2のごっついヒートシンクでCPUの発熱をパワフルに吸い上げ、サイドエア-フローでスマートに排熱できる、というシステムが組める点が虎徹Mark2のオススメポイントです!

ちなみに、冷却ファンには主に3タイプあって、スリーブベアリング、ボールベアリング、流体動圧軸受(FDB: Fluid Dynamic Bearing)の順に耐久性は高くなります。虎徹Mark2は静音性、耐久性共に優れたFDBを採用しています。ここも虎徹Mark2のオススメポイントです。

ただ、CPUクーラーとして虎徹Mark2を採用する際に一点注意が必要なのは、PC内のスペースです。虎徹Mark2のサイズ130(W)×154(H)×83(D)mmのエリアをCPU上の空間に確保できるかどうかは買う前に要チェックですよ。


PCケースファンの数を必要最小限に

私のPCのケースには前面、側面、背面に1つずつ(合計3つ)のケースファンが標準で付いていたのですが、残念ながらどれも羽根の回転数をPCから制御できないものでした。ということで、前面と側面のケースファンは停止させ、背面のケースファンについては回転数制御ができるファンに買い換えました。

元々ケースに付属していたファンを止めて大丈夫なの?と思った人もいるかもしれませんが、確かにそこはケアが要ります。

私の場合、PCに高負荷処理を実行させた状態でも、CPUやPCケース内の温度が80℃を越えてないことを確認しました!温度が上がってきたら、冷却ファンをより速く回すようにBIOSでファンの回転数制御設定をしています。

今後、もし温度が更に上がるようであれば、次はケース前面のファンの買い替えを検討すればいいかなと。まぁ、猛暑の夏シーズンでも特に問題は発生しなかったので、静音化対策した今の構成で大丈夫だとは思いますが。


ファンレス仕様のグラフィックボードを採用

私は以前から冷却用ファンが不要のファンレス仕様のグラフィックボードを採用しています。理由は、PCで高精細な映像処理が必要なゲームをしないからです。そういったゲームをする人は、残念ながら冷却ファンの付いた高性能なグラフィックボードが必要ですね。

私のパソコン使用用途は、ネットサーフィンやMS-Officeでの資料作り、ブログ書き、音楽鑑賞、ホームビデオ編集、プログラミング学習といったもので、冷却ファンが不要な低スペックのグラフィックボードでも十分快適にPCライフを堪能できています。

余分な冷却ファンは付けない、冷却ファンの数は必要最小限にする、というのがPC静音化対策の鉄則だと私は思います。


80PLUS GOLD 電源ユニットを採用

電源ユニットはPC全体の要で、電源ユニットが壊れたらこれに接続される他のパーツも壊してしまう恐れがあるので、そこそこ良いものを採用しました。

私が選んだのはSeasonicのSSR-650FMで、80PLUS GOLD仕様のものです。電源ユニット内に搭載されている冷却ファンも高耐久で静音性の高いFDB採用のファンです。

80PLUSロゴがある電源ユニットは、「AC電源からDC電源への変換の効率が80%以上である」というのが保証されてます。80PLUSロゴは更に細分化されていて、BRONZE, SILVER, GOLD, PLATINUM, TITANIUMの順でどんどん変換効率が良くなります。

DC電源に変換できなかった分は発熱されるので、PCケース内の温度を低く保ちたいなら、できるだけ変換効率が高いものを選ぶのが良い、ということになりますよね。

また、電源ユニット本体から電源供給先のパーツまでのケーブルは脱着可能なものがオススメです。ケーブルの数が少なければ少ないほど、PCケース内の空気の流れが良くなる、つまり排熱しやすくなるからです。

なので、『FDBファンを搭載し、電源ケーブル脱着可能で、AC-DC変換効率の良い電源ユニットを選ぶ』のが、電源選びにおける静音化対策に最適な方法だと、私は考えます。


冷却ファン構成見直しのポイント

パソコンの理想的な状態としては、PCケース内の温度が80℃以上の高温にならないように、いかに空気の流れ(エアフロ-)を作りだせるかが重要なポイントになります具体的な対策として、以下を挙げました。

  1. 冷却ファンの数を必要最小限にする(PCケース内の温度はケアが必要)
  2. FDB(流体動圧軸受)タイプの冷却ファンを採用
  3. 羽根が大きくて回転数制御可能な冷却ファンを採用
  4. 表面積の大きいヒートシンクを採用
  5. AC-DC交換効率の良い電源ユニットを採用
  6. ケーブル脱着可能な電源ユニットを採用

『できるだけ冷却ファンの数を減らした上で、必要な冷却ファンについては可能な限りFDBタイプを、またできるだけ羽根が大きくて回転数制御が可能なファンを採用』、というポリシーでPC構成を検討します。

それでもって、高負荷処理時でもPCケース内の温度が80℃以上にならないようなエアフロ-を作り出せたら、それが冷却ファンによるPC静音化対策の最適解だと私は考えています。

また、間接的に静音化に貢献する要素としては、ヒートシンクと電源ユニットがあります。

CPUの熱を排熱してくれるヒートシンクはできるだけ大きなもの、つまりアルミの表面積が広いものを採用してCPUを熱から助けてあげましょう

電源ユニットはできるだけAC-DC交換効率が良いものでPCケース内の温度上昇を抑え、さらに脱着できる電源ケーブル仕様のものを採用して、ケース内の配線をスッキリさせて排熱しやすくすると良いと思います。

PC静音化に向けたストレージの見直しを実施

静音化対策(HDDからSDDへ乗り換え)

私が行った二つ目のPC静音化対策は、システムやデータ保管用のストレージの見直しです。

ストレージについての対策はとてもシンプル!『ノイズ音(ディスクが回転する音やデータアクセスする音)が出ちゃうハードディスク(HDD)は使わない』です。SSDを採用することで、ストレージが発するノイズ音をゼロにできました。

SSDには大きく分けて、M.2接続規格とSATA接続規格の2種類の規格があります。SATA接続規格のSSDはM.2接続規格のSSDに比べるとアクセススピードは遅いですが、HDDよりははるかに超速です。

なので、HDDをSATA接続規格のSSDに置き換えるだけでもPCの静音化に効くし、その上データアクセスも速くなるので一石二鳥だと思います。

「データ保存用に大容量のストレージが欲しいけど、大容量のSSDは価格が高いなぁ」という方は、外付けのHDDを用意して必要なときだけ接続して使用する運用で良いんじゃないかと思います。

私のPCでは、Windowsシステム用にアクセススピードが速いM.2接続規格のSSD512GBを、データ保存用にSATA接続規格のSSD1TBを採用しました。とても静かです!

静音化対策(HDD自体の静音化)

どうしてもSSDを採用できない方は、今お持ちのハードディスクを専用ケース(上図の右側)に閉じ込めて使う方法もあります。私はSSDに乗り換えるまではその方法を使ってました。SSDのように完全にノイズ音をゼロにはできないですが、ノイズ音を低減できます。

このHDDケース、ノイズ音低減以外にもHDDからの発熱を拡散する効果もあるんです。ケースのふたがヒートシンクの役割を果たしているんですよ。私はこのHDDケースに10年以上もの長い間、お世話になってました。

 

PC(パソコン)環境の更なる静音化

これまで紹介してきた方法で、パソコン本体はガツンと静かになります。そうなると、今度はそれ以外の音が気になってくるものなんですね。実は次にマウスのクリック音が気になっちゃいまして。ここまでくると勝手にしなはれ、の世界ですよ。

クリック音の静かなマウスを採用

マウスクリック時ノイズ測定結果(複数のマウスで比較)

懲りもせず勝手に、パソコンパーツショップでマウスを新調しちゃいました。お店の中で、かなりの時間カチカチカチカチとサンプル品のマウスをクリックしまくりましたよ。Mr.クリックです。キテます!

で、体感的に静かだなと思って購入したのが上の写真にあるLogicool(M331)というマウスです。

それまで使用していたのが、Microsoft(Model1383)で、私が持ってる中でデザイン的に一番好きなものはMONOX(MK 02010)です。話それますが、一番好きな理由はシルバーと黒のツートーンで統一している私のPC環境に合うからです。

さて、これら3つのマウスを、これまた懲りもせずノイズ計測してやりましたのが、上図下段のグラフです。一定間隔でビート刻んで左クリックしたときの測定結果になります。見るからにLogicool(M331)が静かそうでしょ。実際に体感的にも明らかに他のマウスよりも静かと感じました。

私の書斎は寝室の真横なので、家族が寝てる時にパソコン触るのって結構気が引けるんですよね。Logicoolのマウスに替えてから、そこのハードルが確実に一段下がり、今は夜遅くでもPCで作業ができるようになってます!

私と同じように『マウスのクリック音がうるさい』と感じている方は、商品サンプルのマウスを店頭に置いているパソコンショップまで足を運んで、実際にクリックして納得がいくマウスを選ぶ、というのがベストだと私は思います。

 

キータッチ音の静かなキーボードを採用

キータッチ時ノイズ測定結果(複数のキーボードで比較)

キーボードに対してもノイズ計測をやってしまいました。結果は図の下段のグラフで、「F」のキーを一定間隔で打鍵した時のノイズ計測結果です。MONOXのキーボードはデザインが好きなんですけど、音がうるさいんですよね。

計測結果グラフではそれほど違いがなさそうに見えますが、打鍵時のノイズを表している最大値で比較するとi-rocksが45.7dBで、MONOXが60.1dBなので、15dBぐらい差がありますよね。この差は、実際に体感でも割と大きな差として感じられるんですよ。

ということで、キーボードによって打鍵音の大きさには違いがあるので、マウスと同じように『店頭で商品サンプルのキータッチ音を静かであることを確認した上で購入する』のがベターだと思います。

私が構築した静音PCのパーツリスト

では最後に、私が構築した静音PCのパーツを紹介します。夜中にPCで作業をしても、キータッチ音とマウスクリック音ぐらいしかノイズが出ません。すごーく快適なPC環境で、私はめちゃくちゃ満足しています。

   パーツ      型番購入価格[円]
マザーボードASUS TUF H370-PRO GAMING11,693
CPUCore i5 9400F17,578
CPUクーラー虎徹Mark2 SCKTT-20004,158
メモリ(16GB)CFD W4U2666BMS-8G (8GB x 2)8,778
グラフィックボードASUS GT710-SL-1GD5-BRK4,378
SSD(500GB)970 EVO Plus MZ-V7S500B/IT14,990
SSD(1TB)CRUCIAL CT1000MX500SSD1/JP13,838
電源ユニットSeasonic SSR-650FM14,938
サウンドカードSound Blaster Audigy Fx (SB-AGY-FX)3,718
(再利用)PCスピーカーBOSE Companion3 記録なし
外付けDVDDVSM-PT58U2V-WHD2,398
(再利用)キーボードi-rocks KR-6120記録なし
マウスM331BK1,980
(再利用)PCケースOWLTECH Spire SP-PALU/S18,000
(再利用)ケースファン8cmファン(PWM制御可能)記録なし

上表の中で静音化に直接的に貢献したパーツは、スマートな排熱を可能にするサイドエア-フローを作り出すCPUクーラー(虎徹Mark2)と8cmケースファン、ノイズ自体を出さないファンレスグラフィックボードとSSD、クリック音・タッチ音が静かなマウス、キーボードです。

また、静音化に間接的に貢献したパーツは、AC-DC変換効率が良く排熱量の少ない電源ユニットです。電源ケーブルが脱着可能であれば、必要最低限のケーブルだけ使えばいいので、ケース内がスッキリして空気の流れが良くなり、結果的に排熱効率も上がります。

今回、PCの静音化だけでなく、CPUをアップグレードする等の高速化もやっちゃいましたので、静音化・高速化にかけた費用としては約10万円です。この10万円には、FXという資産運用でもらった利益を充てたので、『出費した感』はあまりないです。そういった資産運用に興味ありましたら、下の記事も読んでみてください。

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[2021年10月26日追記]

一応、上の表で示した私のPCはWindows11に要求される最小システム要件を満たしてました。まぁ、とりあえずはヤホーーーイ、ってことで。

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まとめ

本静音化対策において主に効いた対策

私が実施した『音がうるさいパソコンを静かにするPC静音化対策』についてまとめると、実施した内容は大きく分けて2つ、冷却ファンの最適化とストレージにSSDを採用したことです。

1つ目の『冷却ファンの最適化』のポイントは、『CPU温度が80℃を超えない状態を保ちつつファンの数を最小限に抑えること、搭載するファンはできるだけ大きな羽根でゆっくり回すこと、ファンのベアリングには高耐久で静音性に優れたFDBを採用すること』です。私のPC環境では、CPUクーラー虎徹Mark2とファンレスのグラフィックボードが大きく貢献したと思っています。

2つ目の『ストレージにSSDを採用する』ポイントは、従来の『HDDから出ていたノイズをゼロにできる』ことです。ノイズ源がなくなることの効果は絶大ですよ。しかも、データのアクセスは速くなり、Windows10もスコッと立ち上がります。まさに一石二鳥です。

また、オプションとしてPC本体以外の静音対策も紹介しました。キーボードとマウスですね。これらも製品によってはノイズ音の大きさがかなり変わってきますので、こだわってみる価値はあるかと思います。実際に店頭の商品サンプルでクリック音、タッチ音を確認して納得のいくものを選ぶのがいいと思います。

私のパソコンは体感的には、もうほぼ無音です!パソコンライフがとてつもなく劇的に改善しました!ワンランクアップどころやないですよ。ほんとに快適すぎるです!

私のPC環境の快適さを格段にレベルアップしてくれた、こちらのネタは、2020年の私の暮らしっぷりを豊かにしたネタ第2位にランキングさせてもらいました。

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パソコンがうるさくて困っている。PCノイズ音をなんとか解決したい。そんなふうに感じてましたら、この記事が少しでもあなたのお役に立てることを願っています。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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