このブログは、『暮らしを少しでも進歩させるネタ』をいろんな角度から探しては紹介しよう、というコンセプトで運営しています。
今回は、直接『暮らしを進歩させる』ネタではなく、『暮らしを進歩させる』ために役立つ補助的なネタになります。うーん。我ながら回りくどい書き方をしてしまってる。。。
ズバリ!Androidスマートフォンの機種変更時に役立つネタです。
あなたは、機種変更する時ってどうですか?スコっとできてます?
私は、やっぱりもたついてしまうんですよね。何をしないといけなかったっけ?って。
- 古いスマホのデータを、新しいスマホにどうやって移すん?
- 機種を変更する前に、やっておかないといけないことって何があるん?
これに応えたいと思います。自分用の備忘録として残す意味も込めて。
実は、先日(2022年2月)家族が新しいスマホを買ったんです。そんな高いスマホじゃなくていいってことで、シャープのAQUOS sense5Gを24,000円でポチりました。ネット購入です。
古いスマホはHUAWEI(P9 Lite)なので、今回レビューするのはAndroidスマホからAndroidスマホへの乗り換えケースになります。通信キャリアは格安SIMのmineo(マイネオ)です。
所要時間は3時間もあれば十分でした。今回は、この記事用に写真を撮りながらやったりだとか、いろいろと移行内容をチェックしながらやったりしたこともあったので。
次回からはもっともっと速くできるはず!
それでは早速、データ移行の手順を見ていきましょう!
Androidスマホ機種変更時のデータ移行の大きな流れ
スマホ機種変更時の旧スマホから新スマホへのデータコピーについて、大きな流れとしてこんな感じです。
[ スマホ機種変更時の流れ ]
- 旧スマホで移行に引継ぎが必要なアプリで引継ぎ操作をする
- 新スマホの電源ON
- 新スマホにてWi-Fi等のネットワーク接続設定をする
- データをコピーするかどうか訊かれるので『コピーする』方を選択
- 旧スマホと新スマホとUSBケーブルで繋ぐ
- 『コピー』操作実行
①の機種変更時に引継ぎ操作が必要なアプリのチェックは、後で後悔しないようにしっかりしましょう!
LINEは必須でしょうし、私の場合はスマホゲームや美容院やお薬手帳なんかも、事前準備が要りました。分かります!気持ちは分かりますが、「おまえが美容院!?」なんてツッコまんといてください。。。
さて、それではスマホ機種変更時に最も重要な『アプリ移行時に何が必要か』について、私の経験を例にして紹介したいと思います。
旧スマホで機種変更時に必要な事前準備例
私が機種変更時に確認したアプリについて、一覧表にしてみました。
アプリ | 機種変更時に旧スマホで必要な操作 |
LINE | トーク履歴のバックアップおよび引継ぎ操作 |
特になし(新スマホでログインするのみ) | |
PayPay | 特になし(新スマホでログインするのみ) |
メルカリ | 特になし(新スマホでログインするのみ) |
特になし(新スマホでログインするのみ) | |
Chatwork | 特になし(新スマホでログインするのみ) |
楽天銀行 | 特になし(新スマホでログインするのみ) |
Keepメモ | 特になし(端末データコピー操作で併せて移行される) |
eお薬手帳 | 薬剤情報エクスポート操作 |
パズドラ | 機種変更コード発行 |
AEON WALLET | 特になし(新スマホでログインするのみ) |
セブンイレブン | 特になし(新スマホでログインするのみ) |
mineoアプリ | 特になし(新スマホでログインするのみ) |
〇〇銀行 | 参考:特になし(新スマホでログインするのみ) |
サロン(ツッコまないで) | 参考:機種変更コード発行 |
いかがです?
機種変更時に旧スマホで操作が必要なアプリって、そんなにあるわけではない感じです。私の場合は。
ログイン時に入力するアカウント情報を確認
もちろん、ログイン時に入力するアカウント情報はほとんどのアプリで必要ですよ。アプリによっては、メールアドレスとパスワードだったり、電話番号とパスワードだったりしますが、こういったアカウント情報はしっかり確認しておいてくださいね。
新しいスマホでログインできなければアウトですので、ご注意ください!
LINE移行の事前準備
LINEを旧スマホから新スマホに移行するためには、事前準備がいくつか必要です。ここではそれを見ていきますよ。
まずは機種変更前の旧スマホのLINEで、メールアドレスとパスワードが設定されているかをチェックしましょう。
ツイッターの『ホーム』の画面の設定(歯車のアイコン)から、『アカウント』をポチっとしてください。
ここで『パスワード・メール』が『未登録』になってたら要注意ですよ。見るや否や、身構えるより速く登録しにいってください!
上の画像のように、メールアドレスもパスワードも『登録完了』状態になりました?
次のステップは『トーク履歴をバックアップ』です。
さっきと同じようにして、今度は『ホーム』の『設定』メニューにある『トーク』を選択します。『トーク画面』じゃないですよ。設定メニューにある『トーク』です。お間違いなく。
表示されたメニューの中から『トーク履歴のバックアップ・復元』を選択し、『Google ドライブにバックアップする』を全集中してタップします。
『前回のバックアップ』の日付と時刻が今の情報に更新されたらバックアップはOKです。
そして、ラストは『ホーム』の『設定』メニューの『アカウント引き継ぎ』を選択します。『アカウントを引き継ぐ』をタップして、上の図のようにスイッチが右で緑色の状態に!
制限時間は36時間なので、36時間以内に新スマホを立ち上げて、新スマホでLINEのセットアップを実行しましょう。といっても焦る必要はないですよ。間に合わなかったら、もう一度『アカウント引き継ぎ』スイッチをON(緑色)にすればいいだけなので。
Androidスマホのデータをコピーする手順
旧スマホでの事前準備が終わったら、いよいよ旧スマホから新スマホへデータをガサッとコピーです。
手順自体はそんなに難しくないです。大雑把にはコチラ↓
- 新スマホを起動し、セットアップ開始
- 新スマホのネットワーク環境設定実施(Wi-Fi等)
- 新スマホと旧スマホをUSBケーブルで接続
- コピー実行
- 使い勝手のオプション設定実施(必要あれば)
- データコピー、アプリインストール(自動)
それでは、上記手順を順番に画像を使いながら説明していきますよ。
新スマホ起動
まず初めに、新スマホをワクワクしながら起動します。ちなみに、起動する前に、ワクワクしながら新スマホを満充電状態にしておいてくださいね!
上の画像では旧スマホも一緒に起動してますが、これはついでにやってみただけです。旧スマホは再起動したりしないでOKです。
『ようこそ』揚子江ラーメンへ、の画面が出たら、「お1人様ですこ?」って言いながら『開始』をタップします。
新スマホをネットワークに接続
『モバイルネットワークへの接続』画面になりますが、SIMカードを入れていればスコスコっと処理されます。
で、続いて『Wi-Fiに接続』画面になります。家でWi-Fiを使っているなら、そのネットワークを選択しましょう。そして、ネットワークのパスワードを入力します。このあたり、忘れてしまった場合は、全力で思い出しましょう。
しこしことデータをコピーする準備を整えてくれます。
『アプリとデータのコピー』画面が出てきたら、『次へ』をタップ!
この操作で、アプリ、写真、連絡先、Google アカウントなどをコピーできちゃいます。この操作で自動でデータコピーされたくない場合は『コピーしない』を選択してください。
この記事ではデータコピー操作をレビューしてますんで、一寸の迷いもなく『次へ』をタップしてやりました。
新スマホと旧スマホをUSBケーブルで接続
データコピー元となる『旧スマホ』を持ってこい、と言われるので、「いや、もうあるし」って小粋につぶやきながら、旧スマホは電源を入れて、ロックが解除された状態にしておきます。
で、いよいよ新スマホと旧スマホをUSBケーブルで繋ぐことになるわけです。USBケーブルについては、旧スマホで使っていたものでいいですよ。
私の環境の場合は、旧スマホのUSBコネクタ形状が『Type-microB』タイプで、新スマホのUSBコネクタ形状が『Type-C』なので、途中に形状を変換するアダプタを使っています。この変換アダプタは新スマホ『AQUOS sense5G』に付属でついてました。
旧スマホの充電ケーブルは、スマホ本体側がType-microBで充電器側はType-Aです。で、変換アダプタはType-AからType-Cに変換するアイテムで、結果的にType-CとType-microBの新旧スマホの接続ができるわけです。
何はともあれ、これで新スマホと旧スマホの接続、完了です!
コピー実行
新スマホと旧スマホの接続が完了したら、旧スマホの方で「コピーしますか?」と確認されちゃいますので、しれっと『コピー』ボタンをタップしちゃいましょう。
次に、旧スマホにて、ロック画面のパスワード入力を求められますので、パスワードを入力します。すると、アカウントコピーが始まります。
その後、新スマホ側でコピーするデータの選択画面になります。アプリ、連絡先、写真と動画、SMSメッセージ、デバイス設定のそれぞれを、コピーするかどうかの設定ができちゃいます。必要ない項目はチェックを外しましょう。
で、えいっと『コピー』ボタンをタップすると、旧スマホから新スマホに向けてデータコピーが開始されます。
なにやら、しれっと『Googleサービス』について同意を求められますので、『同意する』をタップ!
次に新スマホ端末のセキュリティ設定をします。機種によっては顔認証ができなかったりする端末もありますが、お好みの設定をしましょう。
AQUOS sense5Gの場合は、顔認証、指紋認証、ロック番号の中から選択できます。
そして、データコピーが完了し、旧スマホの方に「コピーが完了しました」とアピってきます。もうこの時点で、旧スマホの方は『閉じる』を押して、処理完了してもらって大丈夫です。
新スマホの方には「セットアップを続行しますか?」と表示されるので、『続行』をタップしてください。
必要あればオプション設定実施
データのコピーは完了してますが、ここから数点オプション設定が可能なんです。オプションなので、必要なければ有効にしなくていいです。
まずは『Googleアシスタント』を有効にするかどうかです。有効にすれば、Googleアカウントでログインしている機器の使用履歴といった情報を集めて、使えば使うほど、より最適な検索結果を提示するようにできます。
また、他のメールアカウントを追加したり、フォントサイズを変更したり、ロック画面に表示される情報を管理したりのオプション設定ができます。これについては、私は必要なかったのでオプション設定しませんでした。
お疲れ様でした!
以上で、データのコピー操作は完了です。
データコピーとアプリインストール(自動)
データコピーが完了すると、自動でアプリのインストールが開始されます。
『Google Play』を起動して、左上のメニューをタップ。『マイアプリ&ゲーム』を選択すると、アプリのアップデート状況を確認することができます。
もう、他のことやって待っといてください。アプリのインストールが終わったら通知してくれますんで。
Androidスマホのデータコピーでは足らない部分を補う作業
LINEのアカウント引き継ぎ
まずはLINEをセットアップしましょう。手順をリストアップしますよ。
[ LINEのセットアップ手順 ]
- LINEを起動して『はじめる』をタップ
- 自分の電話番号を入力
- SMSで送られてくる認証コードを入力
- 『アカウントを引き継ぐ』をタップ
- ログインする(電話番号でもメールアドレスもどちらでも可)
- 友達追加設定(すべてOFF)
- 『トーク履歴を復元』をタップ
- 『LINEが連絡先へのアクセスを求めています』は許可しない
- 『LINEは通知を送信します』は許可
友達の自動追加や、LINEの連絡先へのアクセスは許可しない方が無難かと思います。連絡先に入ってるけど、あんまり親しくない知り合いと、自動でLINE友達になろうとしたり、なっちゃったりするのを避けるためにも。
LINEの通知送信は許可しといた方が良いと思います。LINEを起動して初めてメッセージに気づく、なんて不便ですもん。
その他のアプリの動作確認
『新スマホでログイン』すればいいだけのアプリは、サクッとログインして意図通りに動作するか確認しましょう。
銀行アプリであったり、SNSアプリであったり、生活に支障をきたしそうなものからログインしていきましょう!
パズドラはもう、えっかなぁ
システムナビゲーション設定(必要あれば)
Androidスマホには昔から画面下に3つのボタンがあったじゃないですか。『戻る』と『ホーム画面』と『アプリ一覧』といった3つのボタン。
最近のAndroidは、下のように仕様が更新されたんです。
- 戻る⇒画面左端から画面中央に向けて指でフリック(画面右端からフリックでも可)
- ホーム画面⇒画面下端から画面中央に向けて指でフリック
- アプリ一覧⇒画面下端から画面中央に向けて指をドラッグ(指を離さない)
といっても、どうしても慣れん!って人もいると思うんです。
大丈夫です。前のように3つボタン仕様もちゃんと残ってます。
『設定』アプリの『システム』、『操作』、『システムナビゲーション』とタップして進んでいくと、『ジェスチャーナビゲーション』と『3ボタンナビゲーション』のどちらかを選択する画面になります。ここで、『3ボタンナビゲーション』を選べば、使い慣れた3ボタン仕様に変更できます。
まとめ
今回は、スマホを機種変更する度に、いっつも煩わしく思う『データの移行手順』を、画像を使って解説しました。
データのコピー操作自体は、Androidが上手く仕組みをつくってくれてるので、それを利用するだけです。それほど複雑なものじゃないですね。
最も重要なのは、新スマホに移行したいアプリが旧スマホで引継ぎ設定をする必要があるのかないのか、無かったとしてもログインするのにアカウント情報が必要かどうか、そのあたりの情報整理です。
私の機種変更時の例を紹介しましたが、引継ぎ設定が必要なのは、LINE、お薬手帳、サロン(ツッコまんといて)、ゲームぐらいでした。それ以外のアプリは、新スマホでアカウント情報入力によるログインのみでいけました。
スマホの機種変更は割と楽にできるんなと、改めて感じた次第です。
だいぶと長くなりましたが、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。