このブログは、『暮らしを少しでも進歩させるネタ』をいろんな角度から探しては紹介しよう、というコンセプトで運営しています。今回は節約に直結する車関連のネタです!
車を持っていると必ずやってくる。そうです。車検です!
あなたは車検代いくらぐらいかかってます?
走行距離や普段どんな感じで車に乗ってるかによって、交換部品も違うので一概にいくらとはいえませんが、可能な限り安くしたいですよね。
私は最近、新車購入から3年が経過しての初車検をやりました。中型乗用車で、今回車検にかかった費用は74,934円でした。ちなみに、ディーラーの見積もりは110,110円。
車検自体はこれまで何度か経験してますが、今回利用したお店は、まぁ安い方だと思います。ただ、ここのお店についての情報をもっとよく調べていれば、もう少し安くできたなぁと。そのあたりの知っておくべき情報も、しっかりとお伝えしますよ!同系列のお店なら、おおよそ同じシステムだと思いますので!
今回のネタは、車検代を安くして我が家の財布を守ってくれたことに感謝の意を込めて、2021年の私の暮らしを豊かにしたネタ『特別賞』にエントリーしました。
このブログでは、『暮らしを少しでも豊かにするネタ』をいろんな角度から探しては紹介しよう、というコンセプトで書き書きしてるわけですが、1年単位でその年に書き綴ったネタの中から『暮らしが向上した(改善した)』とか『めちゃくちゃ感動した』とか思っ[…]
さぁ、それでは車検代を安くできる『ダッシュ車検』がどんな感じのサービスなのかを、みていきましょう!
『ダッシュ車検』の費用や時間など私の総合評価⇒まぁ満足
車検を受けるまでの印象
私とダッシュ車検との出会いは『楽天Car車検』サイトです。下のリンクから楽天Car車検サイトに入れます。
「自分の車、ココが調子イマイチだなぁ」といった自覚症状みたいなものは特になかったので、車検はディーラーでなくても良いかと。で、安く車検できるところがないかとインターネットで検索しまくって、楽天Car車検にたどり着きました。
このサイトの使い方は簡単ですよ。お住まいの地域の郵便番号を入れて、店舗検索するだけ!
[ 楽天Car車検サイトの使い方 ]
- 『楽天Car車検』サイトに入る
- あなたが住んでいる地域の郵便番号を入力して店舗検索
- お住まいの地域に近いお店のリストが表示される
お住まいに地域に近いお店のリストが表示されましたでしょか?
私の場合、検索結果にリストアップされていたのが『ダッシュ車検』でした。『車検の速太郎』も同系列のようです。
で、そのまま『ダッシュ車検』をクリックすると、お店のホームページが表示されます。そのままお店のホームページで車検の予約を入れることで、5,500円のネット割引が適用されました!(見積書にはホームページ割引と記載されてます)
私が、このダッシュ車検のホームページで目を惹かれたポイントを次に挙げます。
- 車検基本料が安い!1.5t未満の中型車で税込14,300円!
- ネットで予約すると割引がある!初めての場合は5,500円引きに!
- 初めて利用する場合はオイル交換が100円!
- 保証期間が2年間!つまり次の車検日まで保証!
- 次回の車検を予約すると2年間オイル交換が無料!
なんといってもネットで予約するだけで、インターネット割引が受けられます。割引される価格は各店舗によって違いがありますが、このネット割引は確実にゲットすべく、ネットで予約しましょう!
車検を受けた後のダッシュ車検に対する主観評価
では次に、実際にダッシュ車検を利用してみてどうだったか?
総合的な評価としては『まぁ満足』と評価させてもらいます。
車検にかかった費用と時間については、事前に電話で聞いていた内容通りでした。費用が「法定費用+平均約3万円」、時間が「1~2時間」と聞いていたんです。
費用はディーラーで頼むよりも1段、2段安くいけそうで、1~2時間で車検が終わるのは良いなと思いました。ディーラーに頼むと、代車をもらって数日間かかることが多かったので。
ダッシュ車検の評価を一覧表にしてみました。
評価項目 | 内容 | 評価結果 |
車検費用 | 中型車で74,934円(ほぼ事前連絡通り) | 〇(改良ポイントあり) |
拘束時間 | 2時間10分(ほぼ事前連絡通り) | ◎ |
事務員接客 | 説明は丁寧だが『台本通り』といった感じ 複数の窓口の距離が近くて説明が聞こえにくい | 〇 |
整備士接客 | 部品交換は必要最低限で提案してくれた 今後生じうる懸念点の説明も丁寧 | ◎ |
待合エリア | 雰囲気は普通 ドリンクサービスはなし | 〇 |
今回、ダッシュ車検を利用して概ね満足だったことと、2年間オイル交換が無料になるので、次回もダッシュ車検に予約いれました。事務のおねえさんの話では、次回の車検予約については、もちろんキャンセルできるということでした。まぁ、そらそうですな。
ダッシュ車検を実際に利用した私からの改良提案
今回ダッシュ車検を利用して、「こうすれば良かったかなぁ」と思ったことが一つだけあるんです。それは何か?
車検の費用にズバッと直接関わってくることなんですけどね。
お店として『メンテプロコース』というものを車検サービスとして提供してるんです。その内容は、5つのメンテナンス項目をチェックできてお車が安心で、それぞれの項目を単独で頼むよりもお得です、と。セット料金で割引してます、と。
車の知識に疎い私なんで、勧められるまま『メンテプロコース』を何も考えずに丸ごと依頼しちゃいました。ココなんです。後から考えるとココはもっと安くできるところかと思ったんです。
ダッシュ車検で提供されている『メンテプロコース』の内容って、こんな感じです。
[ メンテプロコース(18,700円)の内容 ]
- ブレーキオイル交換
- ブレーキ周りの掃除
- 左右ヘッドライト調整(光軸調整)
- COOLANT CHARGE
- サイドスリップ調整
結果から言うと、①ブレーキオイル交換(5,000円)だけにしとけば良かったかなぁと。③光軸調整と⑤サイドスリップ調整は、『調整なしの状態で車検が合格しないのであれば調整をお願いします』というスタンス。
ということで、最初に事務のおねえさんから受ける説明で、おそらく勧められるであろう『メンテプロコース』をまるごと頼まないで、必要最低限に抑えることで車検費用を更に安くできる可能性があるかと思います。
もちろん、車検の時ぐらい充分診てもらおうということで、メンテプロコースをまるごとお願いするのも選択肢の一つではあります。車のメカニックに詳しい方は得ですよね。私、ド素人なんで今回はメンテコースをまるっと頼んじゃいました。。。
ちなみに、今回の車検の経験を経て、メンテプロコースの整備項目について少し勉強しましたので、それを情報共有しますね。
『光軸調整』と『サイドスリップ調整』は、車検として決まった検査項目で、必ずチェックされるんですよ。なので、その際に調整が必要なら有償で調整してもらう、といった判断が合理的じゃないかなと。まぁ、お店のビジネス的には先にオーダーを取っちゃいたいでしょうけどね。
今回の私の場合は不要だったか。チィ。もちろん、整備士さんに現状を確認してもらった結果、やっておいた方が良いとアドバイスがあったなら頼みましょう。
ダッシュ車検とディーラー車検の見積もり費用を比較
上の画像はダッシュ車検の車検費用明細書です。3年目の初車検、普通車で約7,5000円という結果でした。
では、ディーラーで車検を頼んだときと、どの項目でどれだけ違うのかっていうところを、下の表で比較します。
項目 | ディーラー車検 | ダッシュ車検 |
法定費用(重量税、自賠責、印紙) | 45,810 | 45,810 |
基本点検 | 18,600 | 14,300 |
追加作業 | 未検討 | 18,700 ※メンテプロコース |
スチームクリーニング | 6,500 | ー |
シャシーブラック | 4,000 | ー |
基本使用部品 | 6,700 | 1,705 ※ワイパーラバー、ドレン・パッキンのみ |
エンジンオイル交換 | 7,000 | 100 |
検査機器使用料 | 3,000 | 0 |
完成検査料 | 3,500 | 0 |
車検代行手数料 | 15,000 | 0 |
割引 | 未交渉 | ▲5,681 |
合計 | 110,110 | 74,934 |
総額費用として約35,000円の差があります。ディーラー見積りの『スチームクリーニング』と『シャシーブラック』を抜いてもらっても、ダッシュ車検の方が約25,000円安いです。
ディーラー見積りには、車検代行手数料15,000円っていうのがあって、これが結構大きいですね。ダッシュ車検は車検代行手数料が無料というところがとても大きなメリットです。
ということで、『車が調子悪い』といった自覚症状がない、ディーラーに点検してもらいたい不具合症状がないのであれば、楽天Car車検で検索できる店舗(私の場合はダッシュ車検)を利用すれば車検代を安くできる可能性が高いと思います。
ちなみに、ダッシュ車検は2年間の整備保証書つきます。
ダッシュ車検で車検を受けるメリット4個
ここでは、私がダッシュ車検を受けて感じたメリット4つを紹介します。
メリット1.車検基本料金が安い
車検基本料金は税込価格14,300円で、ここからネット割引やシルバーご同席割引などで更に安くなるのが特徴かと思います。
メリット2.ネット申し込みで割引
インターネットで車検を予約するだけで割引が受けられます。
初めてネット予約する人は、5,500円値引きしてくれます。2回目以降の人の割引額は1,100円になりますが、本人が60歳以上、もしくは60歳以上の人を同席して来店すると割引額を3,300円にできます。『シルバーご同席割引』、なかなか粋な仕組みですね。とにかくネット申込が安いです。
メリット3.エンジンオイル交換が安い
初めて利用する人限定ですが、100円でエンジンオイルが交換できます。工賃込みです。
また、次回の車検を先行予約すると、2年間エンジンオイル交換が無料になります。もちろん、走行距離3,000kmもしくは半年に1回という制限はありますが、一般的なオイル交換頻度なのでこれはありがたい。
[ 2022/01/31 追記 ]
ちょっとサボって10,000kmも走った後ですが、オイル交換を無料でしてもらいました。手順も簡単でしたよ!
交換してほしい時に『オイル交換無料パスポート』を窓口に持っていくだけ!オイル交換のために事前にダッシュ車検店舗に連絡する必要なし!40分ほど店内でスマホのYouTubeを見て過ごし、『完了しました』連絡を受けて終了!
なるほど!こんなに手間かからんのやったら、もっとこまめに交換してもらったらよかった。っていうか、今度からはちゃんと3,000~5,000km走ったら交換してもらおっと!
メリット4.保証期間2年つき
車検完了した日から2年間の整備補償がつき、車検時に整備した箇所で不具合が発生した場合は、無償で修理してくれます。これは安心材料ですね。
私がダッシュ車検で車検を受けた手順
ここでは私がダッシュ車検を利用した際の行動記録をレビューします。少しでもダッシュ車検のイメージが伝われば幸いです。
手順1.ネットで車検予約(費用を安くおさえる割引あり)
車検の期限がくる3週間前にネットで申し込みを行う。ダッシュ車検はネットで申し込むと割引が受けられる。
上記、『楽天Car車検』サイトで車検を依頼するお店を検索し、お店のページへ。お住まいの郵便番号を入力することで、お近くの店舗を検索できる。
お店のページにてネット予約を行う。
[ ネット予約で必要なもの ]
- 予約希望日(第3希望まで入力可能)
- 車両情報
- 依頼者情報
- 車検証の写真(画像データ)
ネットで申し込んだ翌日のお昼12時過ぎに電話で連絡が入った。
この電話で車検の実施日を決定。費用の概算(法定費用+3万円が平均)、当日に持参必要なものの連絡を受ける。
[ 車検当日に必要なもの ]
- 費用(法定費用分※は現金で支払い) ※中型(車両重量~1.5t)の場合の法定費用は45,810円
- 自賠責保険証明書
- 納税証明書
- 印鑑
手順2.指定日時にダッシュ車検へ車を持ち込む(時刻10:30)
車検日当日、予約の10:30にダッシュ車検に到着。店が客で混んでいたせいもあるとは思うが、営業のにーちゃんがこちらに気付くのが遅く、車を止める場所をちょっと迷った。
手順3.事務のおねーさんから車検の流れについて説明を受ける(~10:50)
すぐにカウンターに案内され、今回の車検の流れについて事務のおねーさんから説明を受ける。
車検の費用のこと、新しい車検証が郵送で送られてくること、などなど。納税証明書はその場で返却してもらった。
で、基本点検以外のオプション検査項目へ。検査としては、基本点検以外にメンテナンスパックを薦められ、車に詳しくない私はそのままメンテナンスパック(18,000円程度)をやってもらうことにした。
車に詳しい方は、必要な項目だけに絞れば、更に費用を安くできる。ここがダッシュ車検のポイントかと思う。内容については前述の「改良提案」の節を見てほしい。
蛇足だが、事務の窓口が3つ並んでいて距離が近く、両隣の接客の会話が大きかったので、私を担当してくれたおねーさんの声が非常に聴きづらかった。
手順4.整備士のおにーさんから車を見ながら立ち合いで説明を受ける(~11:05)
整備士のおにーさんに名前を呼ばれ、自分の車まで移動。
ワイパーのゴムが割れているのを立ち合いで確認。というか、これは車を洗ったときに認識していた箇所ではある。やっぱ指摘されたか。車検を通すためにはワイパーのゴム交換は必要とのこと。
あと強いて言えば、バッテリーが次の車検まではもたない可能性があると。今年の12月頃に交換したら良いのでは、と助言をいただく。
物腰柔らかい口調で、懇切丁寧な説明だった。この整備士さん、好感度大!
手順5.車検実施(~12:30)
で、検査開始。
整備士のおにーさんからは、1~2時間程度かかるとのこと。店の隣にショッピングモールがあるが、私はそのまま店の中で待つことにした。待合室に自販機が置いてなかったのが、ちょっと残念。何かドリンクを持参すれば良かったと心底思う。
ふと、タイヤローテーションを依頼し忘れたと気づき、ピットへ確認にいくと、整備士のおにーさんは既にローテーションの準備をしてくれていた。
手順6.車検費用精算(~12:40)
窓口から事務のおねーさんに名前を呼ばれ、車検費用の精算処理。
ここで、今回の検査結果が記載された整備保証書、自賠責、費用明細書を受け取る。車検証は約1週間後に郵送で届けるとのこと。
最後に、次回車検の予約を入れると、2年間オイル交換が無料になるとのことだったので、予約を投入。
来店してから2時間10分で、車検が完了。
手順7.車検証が郵送で届く(車検実施の約1週間後)
連絡いただいていた予定日に、車検証と車検ステッカーが郵送で届いた。車検時に貼られた適合標章をはがし、同梱されていた説明書を見ながら、車検ステッカーを自分で貼って無事完了。
まとめ
今回、車検で初めて『ダッシュ車検』を利用しました。ディーラーよりも約35,000円安い費用で車検をやってもらえましたよ。
それも含めて、今回のポイントをまとめると、こんな感じです。
[ 今回のポイント ]
- ダッシュ車検を利用することでディーラー車検よりも約35,000円安くできた。
- 整備内容に依存するが、私の場合は約2時間で車検が完了した。
- ダッシュ車検はネット予約するだけで割引が効く。
- オプションのプロメンテコースは必要最低限の項目に絞ることも可能。
- 次回の車検予約を入れると2年間オイル交換が無料で受けられる。
また、車検にかかる時間は約2時間でした。
定期的にやってくる車検という儀式を、スコッと終わらせることができたのが良かったですね。全体的な感想としては『まぁ満足』というところです。
基本点検項目以外のオプション項目をもう少し省いて、さらに安くできたかなぁというのが正直なところですね。検査記録を見ると『サイドスリップ』は調整なしでも合格できてそうでしたし。
『メンテナンスパックとして5つの項目を一括で申し込むと単独で申し込むよりも安くできる』というビジネスモデルですが、業者さんはここで利益を得るんでしょうね。車の状態をよくわかってる人は、単独で必要な項目だけ申し込めば良いかと思います。
ディーラーに依頼するよりも3万円以上安くできたことを考えると、車の調子が悪く気になる箇所がないのであれば、楽天Car車検で検索できる店舗(私の場合は『ダッシュ車検』)を利用するのも良いかと思います。
こういった車検スタイルを見つけることができたという意味で、私は自分の暮らしがちょっと進歩したと感じています。