このブログは、『暮らしを少しでも進歩させるネタ』をいろんな角度から探しては紹介しよう、というコンセプトで運営しています。
今回は、パソコンの画像についてのネタです。Windows11が出た直後でのWindows10ネタでごめんなさいね。
私のパソコン環境では、Windows10を起動した直後のログイン画面はたいてい風景画が表示されます。で、その風景画が素敵なときパソコン内に保存したいなぁ、と思うようになったんです。自分のコレクションとして。
最初は無理くり画面のハードコピーを取ってました。ただそれだと、時刻表示や写真へのコメントといった、私にとっては余計な表示が写真に追加された状態なんですよね。
そんな情報は要らないのだよ。風景だけで残したいのだよ。ザクとは違うのだよって、そんな風に思ったこと、ありません?(ザクは無いわい)
もし、私と同じ気持ちをお持ちであれば、ここで紹介する方法を辿ってもらうことで、余計な文字の入らない画像を綺麗に保存できるようになります。ぜひ、お試しいただければと。
[2022年3月21日追記]
この記事で紹介する方法はWindows11でも使えることが分かりましたので、お知らせしておきますね。
ロック画面の正体はWindowsのスポットライト機能
Windowsパソコンを起動すると、まず現れるロック画面。このとき、写真と共に「気に入りましたか?」という感じで訊かれ、「気に入りました」か「好みではありません」のどちらかを選べるようになっています。
ここで「好みではありません」を選択すると、別の写真が表示されます。そうやって、パソコンを使っている人の嗜好に合った写真を学習していくようです。
これはWindowsのスポットライトという機能になります。私の場合は風景写真が好きなので、ロック画面に表示されるのは、ほぼほぼ風景写真になっています。
で、この写真素敵だなと思うときがあって、これ保存しておきたいなと。最初は画面コピーのキー『PrtSc』を押して、デスクトップ画面を丸ごとコピーして保存したのですが、これだと時刻や「気に入りましたか?」といった文字も一緒にコピーされちゃうんですよね。
文字は要らないんですよ。じゃあ、純粋に写真だけ保存しておくことってできないのかな、となったわけです。
ありますよ!純粋に写真だけ保存しておく方法!
それを次にお伝えしようと思います。
ロック画面の写真を保存する方法
じゃあ、純粋に写真だけの画像を保存するにはどうすんの?っていうところですが、操作的には既にあるファイルをコピーしてファイル名を変えるだけなんです。超カンタンでしょ!
手順1.Windowsのフォルダ設定確認(既にされてる方はスキップしてください)
あ。一つだけ準備が要りました。Windowsの表示設定が『拡張子を表示しない』『隠しファイルを表示しない』という設定になっているなら、これらを『表示する』設定にしておいた方がいいです。「もうなってるぜっコノヤロー」っていうあなたは、この準備は無視ってください。
設定変更は簡単です。どこでもいいのでフォルダの中身を表示させるでしょ。で、『表示タブ』を表示させて(←ややこしいな)、『ファイル名拡張子』と『隠しファイル』にチェックを入れるだけ!
手順2.画像ファイルをコピー(移動は禁止)
で、ここからが本題!
下のフォルダを粋な感じで表示してみてください。”AppData”フォルダが隠しファイルに該当するので、さっきの準備作業が要るわけです。[ユーザ名]の部分は、あなたのユーザ名に置き換えてくださいね。
上のフォルダの中身が表示できました?なにやらランダムな英数字の名前がついたファイルが保存されてますよね。それらの中にあるんです!あなたが欲しい写真の画像ファイルは!
「じゃあ、どのファイルよ」ってなるわけですが、残念ながらこの段階ではまだ分からないんです。なので、可能性のあるファイルを別フォルダにコピーします。好みの名前で写真を保存するための新規フォルダを作成して、そこにコピーしましょう。
コピーする対象ファイルは、ファイルサイズが300KB以上のもの!上の画像のように、ファイルサイズが大きい順に並び替えたら選択しやすいです。
一つ注意してほしいのはファイルの移動じゃなくてコピーをしてほしい、ということです。
私は過去に一度、誤って移動してしまって、つまりこのWindowsスポットライト画像を保存しているフォルダからファイルを削除してしまったために、一定期間ロック画面がおかしくなりました。確か、ロック画面が真っ黒になってた記憶があります。
ですので、Windowsスポットライトが触っているフォルダの中身は変更しないでください。ここの画像ファイルを他のフォルダにコピーしてくださいね。
手順3.ファイル名を変更
ラストはファイル名を変更します。ファイル名の最後に『.jpg』をつけてください。それだけでOKです。もちろんランダムな英数字の部分を好きな名前に変えてもいいですよ。
拡張子として、『.jpg』ファイルに変更さえすれば、画像として認識するようになります。コピーしたすべてのファイルをjpgファイルに変更すれば、あなたが欲しかった画像が見つかったでしょ?
解像度1920×1080のFHD横バージョンの写真以外に、解像度1080×1920の縦バージョンの写真も同時にゲットできています。中には縦バージョンの方が素敵な場合もありますよ!
以上が、Windowsスポットライト機能で紹介される写真を、自分のパソコンに画像ファイルとして保存する手順です。この方法の良いところは、余計なフリーソフトをインストールしたりしないで、直接的なファイルコピーだけで実現できる、という点です。
気に入った写真が表示された時だけファイルコピーする、というスタイルをオススメします。コピー元フォルダとコピー先フォルダの両方を、デスクトップ上にショートカット作っておけば、この作業をとても簡単にできますよ!
ロック画面の写真例
ここでは、私が気に入ってるWindowsスポットライト画像をいくつかピックアップします。そういった需要はほぼ無いだろって言われそうですが、、、
早速、一つ目!
オーストラリアの世界遺産、オペラハウスです。超有名なスポットですよね。夕方から夜にかけての、この空の色合いに惹かれて保存しちゃいました。
同じオーストラリアでも、こちらは大自然いっぱいの写真です。西オーストラリアのカルバリー国立公園にある『ネイチャーズウィンドウ』です。恥ずかしながら、私は初めて知りました。自然が織りなす窓からマーチソン川を眺めると、なんだか人生観が変わるぐらいのインパクトがありそうです。行ってみたいな!
ロック画面を通して、こういった素敵な出会いがあるのも、Windowsスポットライト機能の良いところだと思います。
こういう道を車で走ったら気持ち良いだろうなぁ!と思いながらこの写真を保存しました。カナダ、アルバータ州のアイスフィールド高速道路(#93)とのこと。Windowsスポットライトが薦めてくれる画像は、超有名な世界遺産ばかりじゃないですよ。
こちらはドイツのビュルレスハイム城という名前の古城なんですが、これを見たときに何故かマリオカートのピーチガーデンコースが頭に浮かんだんですよ。マリオカートに出てきそう、ってテンション上がって保存しちゃった系です。
と、まぁこんな感じで、私はWindowsスポットライト機能で、世界のいろいろな場所を教えてもらってます。
Windowsスポットライトの写真の場所を教えてくれるGoogleレンズ
Windowsスポットライトで表示される写真をパソコンに保存したものの、「あれ。これどこの写真やったっけ?」ってなった場合。Googleレンズを使えば解決する場合があります。
たとえば、前節に掲載したWindowsスポットライト写真例の中から一つ選びます。道路の写真を見て、「これどこの道路だろう?」ってなった時に、スマホのGoogleレンズアプリで、道路の写真を調べてみると『アイスフィールド高速道路』とバチっと教えてくれるわけです。上の画像がその結果です。
Googleレンズについては別記事で紹介する予定ですが、操作は簡単!調べたいモノをGoogleレンズで写真を撮るようにすれば、調べた結果を教えてくれます。
まとめ
今回は、パソコンのロック画面に表示される素敵な写真を、パソコンに保存する方法を紹介しました。特定のフォルダからファイルをコピーして、ファイル名に”.jpg”を追加するだけです。
それ専用のフリーソフト等をインストールする必要もなく、素敵な写真が表示された時に『ファイルのコピーだけでできるこの方法』を私はオススメします。
デスクトップ画面上に、コピー元とコピー先の両方のフォルダのショートカットを置いておくと、より簡単にお気に入りの写真を保存できますよ!