このブログは、『暮らしを少しでも進歩させるネタ』をいろんな角度から探しては紹介しよう、というコンセプトで運営しています。
今回は、パソコンのセキュリティに関する向上ネタです。セキュリティソフトのライセンス期間が終了するタイミングで、ソフトの切り替えを行ってコストパフォーマンスを上げることができました!切り替え対象のセキュリティソフト選びについては、第三者機関が実施しているセキュリティソフト性能評価結果を参考にしました。
セキュリティソフトを買い替えるにあたり、どういう点を重視したか、切り替え後の感触はどんな感じか、といったところをレビューしたいと思います。
ESETインターネットセキュリティへの買い替えで検討したポイント
あなたはセキュリティソフトを選ぶときって、どうやって選びました?とりあえずググりますよね。私もググりました。口コミとか比較サイトとか見ました。そんな中、たどり着いた情報に『第三者機関の性能評価結果』というものがあったんです。
セキュリティソフトを開発している会社は、謳い文句として何か欲しいわけですよ。「ここのグループがウチのソフトをウイルス検知力1位だと言っている」みたいな。そこで活躍しているのが『第三者機関』で、これもまた複数あるんですよね。各機関、性能評価結果のレポートを公開しています。
で、比較的読みやすいレポートを発行していたオーストラリアの第三者機関『AV-Comparatives.org』が性能評価結果を、私は参考にさせてもらったんです。2018年、2019年、2020年の3回分の評価結果を一覧にしたものを別記事でレビューしてますので、興味ありましたら併せてどうぞ!
このブログは、『暮らしを少しでも進歩させるネタ』をいろんな角度から探しては紹介しよう、というコンセプトで運営しています。今回はパソコン環境を守るネタです!パソコンが壊れることによる暮らしの退化を防ぐ、という位置づけのものですね。 […]
この記事では、次の3つのセキュリティソフトが良いなという結論に至りました。『マルウェアからPCを守る性能』『パソコンの動きを重たくしないか』『価格』という要素をメインに検討した結果です。
- ESETインターネットセキュリティ
- ZEROスーパーセキュリティ
- カスペルスキーセキュリティ
これまで、20年以上ずっとトレンドマイクロ社の『ウイルスバスター』を使い続けてきましたが、こういった第三者機関のレポートを初めて自分の目で読んで、真剣にセキュリティソフト選びを検討することにしたんですよ。
そして2021年8月、『ウイルスバスター』の3年ライセンスが切れるタイミングで買い替えました。結局、自分の過去記事で紹介したランキング1位の『ESETインターネットセキュリティ』を選びました。
『ZEROスーパーセキュリティ』はPCを守る性能はピカイチなんですが、1台のPCに1ライセンス(そのパソコンにしかインストールできない)という形態で落選しました。更新料が0円というのはすごく魅力的なんですが、PCを買い替えるとセキュリティソフトも買い替えないといけないので。
『ESETインターネットセキュリティ』と『カスペルスキーセキュリティ』は性能的には大差がないので、価格が高い『カスペルスキーセキュリティ』が落選し、『ESETインターネットセキュリティ』が当確ということで!
ESETインターネットセキュリティの性能って実際どうなのかをレビュー
2021年8月、長年使用した『ウイルスバスタークラウド』をアンインストールして、『ESETインターネットセキュリティ』をインストールしました!
ここでは、『マルウェアからPCを守る性能』『パソコンの動きを重たくしないか』『価格』の3つにおいて、ESETインターネットセキュリティに買い替えることで、ウイルスバスタークラウドと比べてどうなったか、についてレビューします。
マルウェアからPCを守る性能
ESETインターネットセキュリティをインストールすると、自動でPC内のウイルススキャンが実行されます。その結果、13個の危険ファイルを検知しました。いずれもPUAと呼ばれる『望ましくないアプリケーション』関連のファイルでした。『ウイルスバスタークラウド』では検知できなかったものになります。
PUAというのは、何かフリーソフトをインストールしたときに、抱き合わせで一緒にインストールされてしまうヤツってあるじゃないですか。インストール画面の注意書きをよく読まずに「次へ」「次へ」を押してるうちに、抱き合わせソフトのインストールも「はい」を選択してたりして。そういうのもPUAの一種です。
致命的なウイルスである可能性は大きくはないですが、要らんもんはインストールしたくないですよね。
ESETインターネットセキュリティで新たに検知した、『要らんもんを抱き合わせでインストールしてしまう恐れのある』13個のファイルについては、過去にインストールしたことがあったというもので、今はインストールしてません。今後、誤ってインストールしてしまわないように、この際に削除しておきました。
ということで、『ウイルスバスタークラウド』で検知できないものを、『ESETインターネットセキュリティ』は検知できる、ということを自分のパソコンで経験できました。
パソコンの動きを重たくしないか
セキュリティソフトのパソコンへの負荷はどれくらいなのか。実際にパソコンを使っていて、『ウイルスバスタークラウド』『ESETインターネットセキュリティ』、どちらも私の主観的な評価としては大差なし、ですね。2020年1月に組み上げた自作PCですが、どちらのセキュリティソフトでもサクサク動いてます。
ちなみに、私の自作PCの構成についてはこちらの記事で紹介しています。上の画像はこの自作PCに『ESETインターネットセキュリティ』をインストールして、『PCMARK10』というベンチマークソフトを使って性能評価したものです。
このブログは、『暮らしを少しでも進歩させるネタ』をいろんな角度から探しては紹介しよう、というコンセプトで運営しています。 今回はパソコン環境をワンランク上げるネタです!(使っているパソコンの入れ替えのネタなので、当たり前なわけですが、、、[…]
『ウイルスバスタークラウド』と『ESETインターネットセキュリティ』の2つのセキュリティソフトについて、『主観評価としては大差なし』なんですが、客観的にはどうかをやっぱ見ておきたいなと思って、『PCMARK10』というベンチマークソフトを使って比較してみました。結果は下表の通り。各項目でスコア(数値)が高い方が処理が速いことを示しています。青字は、他方よりもスコアが50以上高いことを表しています。
評価項目 | ウイルスバスタークラウド使用時 | ESETインターネットセキュリティ使用時 |
App Start-up Score | 10036 | 11689 |
Video Conferencing Score | 6334 | 6394 |
Web Browsing Score | 7637 | 7968 |
Spreadsheets Score | 5465 | 5762 |
Writing Score | 6410 | 6408 |
Photo Editing Score | 2327 | 2398 |
Rendering and Visualization Score | 2180 | 2224 |
Video Editing Score | 2698 | 2693 |
ベンチマークソフトを使った客観評価としては『ESETインターネットセキュリティ』に軍配が上がりました。特に、アプリケーションの起動時、ウェブブラウジング時、表計算ソフト使用時において、ウイルスバスター使用時よりも処理が速くなる、という結果ですね。
価格
最後に、『ウイルスバスタークラウド』と『ESETインターネットセキュリティ』の価格を比べてみましょう。
セキュリティソフト価格比較
- ウイルスバスタークラウド(3台/3年):12,320円(税込) ⇒ 継続する場合は 3カ月無料の期間延長あり
- ESETインターネットセキュリティ(5台/3年):9,900円(税込) ⇒ 20% OFF の 7,800円(税込)キャンペーンあり
『ウイルスバスタークラウド』を使っていて、契約を更新してくれるなら、サービスで3カ月分契約期間を延ばしますよーという特典がつきます。それでも価格は12,320円なんですよね。そして、インストールできるパソコンは3台までです。
一方、『ESETインターネットセキュリティ』は、1万円あればお釣りがもらえるんです。私は20%OFFキャンペーンの7,800円から、更に500円の特別値引き(クーポン割引)が適用されて、結局7,300円(税込)で購入できましたよ!しかも、パソコン5台までインストールできるんです。
私のデスクトップPC(Win)、ノートPC(Win)、子供のノートPC2台(Win/Mac)の計4台にESETインターネットセキュリティをインストールして、1台分は予備で置いています。
『ウイルスバスタークラウド』から『ESETインターネットセキュリティ』に切り替えることで、約5,000円ほど安くなるし、インストールできるパソコンは2台も増やせるというメリットがあります。
総評
以上から、私のPC環境では、『マルウェアからPCを守る性能』『パソコンの動きを重たくしないか』『価格』の3つすべてにおいて、『ウイルスバスタークラウド』よりも『ESETインターネットセキュリティ』の方が優れている、というレビューになります。買い替えて良かった!と満足しています。
「セキュリティソフトを見直してみようかな」と、少しでも考えたことがあるようでしたら、私は『ESETインターネットセキュリティ』をオススメします。体験版もありますし、一度、検討してみてはいかがでしょうか。
ESETインターネットセキュリティのインストール手順
アンインストール用のツールをダウンロードして、ウイルスバスタークラウドをアンインストールした後、ESETインターネットセキュリティのインストールプログラムを実行します。
手順1)今パソコンに入っているセキュリティソフトのアンインストール
まずは今使っているセキュリティソフトをパソコンから削除します。私の場合は『ウイルスバスタークラウド』を使っていたので、トレンドマイクロ社のHPからアンインストール用のプログラムをダウンロードして、『ウイルスバスタークラウド』をアンインストールしました。アンインストールした後はパソコンを再起動しましょう。
手順2)ESETインターネットセキュリティのインストール
インストール用のプログラムは、『ESETインターネットセキュリティ』購入手続き後に届くメール(件名:【ESETセキュリティソフト】料金をお支払いいただきありがとうございます)に、『製品版のインストール手順』というリンクがあるので、そのリンク先からダウンロードできます。
ダウンロードしたインストール用のプログラムを実行すると『重要なお知らせ』が表示されるので『確認』ボタンを押します。
「競合ソフトをアンインストールせえ」と言われますが、「なんでやねん」ってツッコみながら、『インストールの続行』をクリックします。私のパソコンでは、『ウイルスバスタークラウド』をちゃんとアンインストールしたのに、警告メッセージが出ちゃいました。インストール続行して、特に問題は起こりませんでした。
規約に同意して、インストールを続行していきますが、その途中で『My ESET』のアカウントを作成しましょう。『My ESET』にログインすると、ペアレンタルコントロールや盗難防止機能の設定、ESETインターネットセキュリティをインストールしているパソコンの台数を把握したりできます。
『My ESET』アカウント作成については、この段階で実施しなくても構いません。その場合は『ログインのスキップ』で、『認証キー』を入力して『ESETインターネットセキュリティ』をインストールしてください。
続行をクリックしていき、ESETインターネットセキュリティのインストールが完了します。
手順3)ESETインターネットセキュリティのアップデート
セキュリティソフトをインストールした直後にとても重要なステップが、セキュリティソフトのアップデートです。
というのも、セキュリティソフトをインストールした直後って、そのセキュリティソフトが作られた時点、つまり過去のある時点で判っているウイルスにしか効き目がないからです。なので、その過去のある時点から現時点までに判明したウイルス対策を追加してやる必要がありますよね。それがセキュリティソフトのアップデートです。
このアップデート操作はインストール直後に自動で実行されますので、パソコンをシャットダウンしないでアップデートが完了するまで待ちましょう。『アップデート』メニューで進捗を見ることができます。
手順4)ESETインターネットセキュリティで検査を実行
ESETインターネットセキュリティのアップデートが完了すると、自動でパソコンのウイルスチェックが実行されます。この最初の検査で、私のパソコンで13個の問題が検出されました。
『コンピュータの検査』自体はしばらく時間がかかるので、『検査後のアクション』で『シャットダウン』を選んで放置、でいいかと思います。
まとめ
私はこれまで、パソコンのセキュリティソフトに『ウイルスバスター』を長年使ってきましたが、契約が終了するタイミングに向けて、セキュリティソフトの性能比較を調査しました。
結果としては、『ESETインターネットセキュリティ』が第三者機関の性能評価結果でも業界トップレベルだったので、『ウイルスバスタークラウド』から『ESETインターネットセキュリティ』に買い替えました。自分の目で実際に調べていくと、『見えてくる』ものがありますね。
私のパソコンにおいても、ウイルスに対する防御力、ソフト処理の軽さ、ソフトの価格、すべてにおいて『ESETインターネットセキュリティ』の方が『ウイルスバスタークラウド』よりも、パフォーマンスが高いことが確認でき、その具体的な内容をレビューしました。
もし、あなたがセキュリティソフトの買い替えを検討するなら、私は『ESETインターネットセキュリティ』をオススメします。検討候補として、とても良いソフトですよ!