このブログは、『暮らしを少しでも進歩させるネタ』をいろんな角度から探しては紹介しよう、というコンセプトで運営しています。
パソコン関連の話題としては、Windows11がリリースされましたよね。ということで今回は、Windows11のネタです。とはいうものの、「Windows11にアップグレードしたら暮らしっぷりが進歩するのか」と聞かれると、まだよくわからないというのが正直なところです。
なので、今の段階でやっておいて損は無いこととか、Windows11へのアップグレードについて『アンタはどない思ってんねん』といったことなどを、私のWindows11への考えとしてつぶやきたいと思います。
『アンタは結局どないしてん』というところは、別記事もしくは本記事に追加で、別途シェアさせていただく機会を設けるつもりです。
[2022年5月6日 追記]
2022年5月3日にWindows Updateの通知が来たので、私のメインパソコンをWindows11に自動アップデートしました!私のPCでは『パソコンの動作が遅くなっちゃった』とか『あのソフトが使えなくなっちゃった』といった困ったことは起こってないです。
Windows11対応パソコンかどうかの確認はやっておく
まず、やっておいて損にはならないこと。それは、今使っているパソコンがWindows11に対応できるかを確認しておくことです。
Windows11を正常に動かすためには、パソコンのハードウェア条件として要求される仕様が発表されています。といっても、パソコンが得意でない人にとっては、何をどう確認したらいいのか難しいですよね。
ということで、使っているPCがWindows11の要求仕様を満たしているかを確認できるアプリを、Microsoftがサクッと用意してくれています。
すなわち、
マイクロソフトが公開しているソフトを使って、自分のパソコンがWindows11を入れることができるかチェックすればOK!
ということです。下の『Windows11公式サイト』リンクから、そのチェック用のアプリをWindows11公式サイトからダウンロードしましょう。
Windows11公式サイトに入って、画面を下にスクロールしていくと、『PC正常性チェックアプリのダウンロード』というリンクが出てきますので、それをクリックしてダウンロードしてください。
ダウンロードフォルダに、”WindowsPCHealthCheckSetup.msi”というファイルが保存されますので、これをダブルクリックして実行します。
PC正常性チェックというウィンドウが表示されますので、『今すぐチェック』をクリックするとチェック結果が表示されます。『このPCはWindows11の要件を満たしています』と表示されたら、Windows11をインストールできるPCです。ひとまずニヤリとしてください。
実は私のPC、一発目のチェックではNGでした。『このPCは現在、Windows11システム要件を満たしていません』と出やがったんです。素直に、チッキショーーー!って思いました。
TPM2.0が有効になっている必要があります、だと。
ここで諦めてはいけません!マザーボードの設定でTPM2.0が無効になってる場合があるからです。自作PCなら特に。現に私のPCはTPMを無効にした状態でした。ということで、マザーボードで設定変更をかましてやりました。
私のPCのマザーボードは『ASUS TUF H370-PRO GAMING』で、設定変更は下の一箇所だけです。
PTT(Intel Platform Trust Technology)というのが、IntelチップセットでのTPM2.0に対応します。設定変更の具体的な手順を次に紹介します。
PCに電源を入れた後、Windowsが起動する前に『F1』キーを押すと、UEFI BIOS設定画面になります。『F7』を押して『Advanced Mode』設定画面にします。
『Advanced Mode』設定画面に入った後は、上の画像に示す通り、『詳細』タブをクリックして、メニューの『PCH-FW Configuration』の『PTT』を『Enable』に変更してやります。その後、『終了』タブをクリックして、『変更を保存しリセット』してやれば、TPM2.0が有効な状態になります。
で、
PC正常性チェックを再実行し、『このPCはWindows11の要件を満たしています』をいただきました!!
あざーーーっす!
参考までに、私のPCの構成はこちらの記事に書いてます。2020年1月に組み立てた自作PCです。
このブログは、『暮らしを少しでも進歩させるネタ』をいろんな角度から探しては紹介しよう、というコンセプトで運営しています。 今回はシンプルに自作パソコンを速くするネタです! 5年も同じパソコンを使っていると、「遅いなぁ~」って思ってきます[…]
Windows11へのアップグレード方法
Windows10からWindows11へのアップグレード方法としては、Windows Update による自動配信アップデートと、自ら能動的に更新しにいく手動アップデートがあります。
Windows Update による自動アップデート
2021年10月5日から、Windows11の配信がスタートしました!アップデート可能なPCには、順次Windows Update にて配信されることになってます。
もう、すぐにでもWindows11を試してやるぜ!ガンガンいくぜ!って人は、Windows Updateで配信されるよりも、身構えるよりも早く、手動でWindows11をインストールすることもできますが、Windows Updateを待つ方が無難かと思います。Windows11の不具合も報告されてますし。
鉄人自ら更新する手動インストール
どうしてもWindows11を早く触りたい!そんな方は手動インストールするしかないですね。次のマイクロソフトのWindows11ダウンロードサイトへ行くべしです。
手動インストールには次の3種類の方法が用意されています。上記公式サイトでは、それぞれの方法について『作業を開始する準備』という項目で詳細なインストール手順が記載されています。
①Windows11インストールアシスタント
Windows10をWindows11へアップグレードするのに、最もオーソドックスな方法です。
②Windows11のインストールメディアを作成する
ブート可能なDVDもしくはUSBフラッシュドライブを作成して、Windows11をインストールする方法です。こちらの方法ではアップグレードインストールだけではなく、Windows11のクリーンインストールも可能です。8GBの空のメディアを用意する必要があります。
③Windows11ディスクイメージ(ISO)をダウンロードする
ダウンロードしたディスクイメージ(ISOファイル)を、そのまま仮想ドライブとしてマウントすることでWindows11をインストールできます。インストールメディアを作らなくてもインストールできるんです。
もちろんディスクイメージ(ISOファイル)をブート可能なインストールメディア(DVD,USBフラッシュドライブ)に書き込んで、Windows11インストールメディアを作ることもできます。
Windows11へのアップグレードタイミング
Windows10からWindows11へのアップデートについて、マイクロソフトは Windows Update の通知が表示されるまで待つことを推奨しています。
Windows11に既知の不具合がレポートされたりしてるので、今すぐにWindows11を手動インストールしてやるぜっていうのは、それなりのリスクを伴うと考えた方がいいかと思います。
PCを複数持っていて、メインで使ってないPCにWindows11を試しに入れてみるっていうのは、全然アリだと思いますが。
Windows11の既知の不具合の把握
マイクロソフトはWindows11で見つかっている不具合をこちらのサイトで報告しています。
これ以外にも、エクスプローラーのメモリリークの問題もあるようです。PC全体のパフォーマンスが低下して、ゲームの応答性が悪くなったり。また、AMD製CPUで性能の低下の問題も。
うーん。なんで『Windows11の既知の問題と通知』サイトにエントリされてないんだろって思ってしまいます。
そんなこんながあるので、私は今すぐにWindows11へ手動でアップグレードするつもりはありません。Windows Updateで通知が来て、しかもWindows11の既知の問題が解決されてからにする予定です。
[2022年5月6日 追記]
その後、現時点での既知の問題が私にとっては致命的なものがないことと、Windows Updateの通知が来たことを受けて、とうとうメインで使用しているPCをWindows11にアップグレードしちゃいました!その様子を次節でお伝えしますね。
Windows11へアップグレード実施!
2022年5月3日パソコンを起動した時に、Windows11への更新を促す画面がやってきました。『Microsoftは、お使いのデバイスにWindows11をお勧めします』だとぉ!!
これまで何回か『アップグレードを拒否する』で拒否ってたのですが、今回は『取得する』を押してやりました。この約1カ月間、別途購入したWindows11ノートパソコンを使用した感じでは、我が家での使い方では問題なかろうという感触があったので。
ソフトウェアライセンス条項が表示されるので、Windows11へアップグレードするには『承認する』を選択します。そうすると、Windows11のダウンロードが開始されます。
そして、『Windowsをダウンロードしています』画面が表示されます。で、ダウンロードが終わるまでずっと待つのも時間がもったいない!
『デスクトップに進む』を選択することで、Windows11をダウンロードしながら、パソコンで作業できます。今まで通りWindows10で起動しますんで、普通にパソコンで作業してもらってOKです。
Windows10デスクトップ画面の右下隅に『Windows11をダウンロードしています』のメッセージが出たりします。
で、私のインターネット環境(約200Mbps程度)では約1時間後ぐらいに、『再起動して Windows11 をインストールします』という再起動を促す表示が出てきました。
私は『今すぐ再起動』を選択!
背景が青い画面での更新が100%までいくと、次は黒背景での更新プログラムの構成が走り出します。んー、ここが結構長かったですね。約20分ぐらいかかった感じです。
もう待つのみです。「私、待つわ」とパソコンに言い放って、お菓子でも食べにいってください。
キマシター!Windows11のログイン画面!ログインしてみたら、「ん?あんま変わった感じしない。。。」
あぁ。確かに画面下端のタスクバーにエントリされてるメニューは真ん中に配置されてる。デスクトップ上のショートカットは、Windows10のときの状態を保持されていました。これは助かる。一部アイコンの絵が変わっちゃってるものがあるぐらいでした。
さぁ、パソコンのパフォーマンスはどうなんだろ?『Windows11に更新したら、やたら重たくなった』はイヤだもの。
と、いうことでパソコンの性能を測定する目的で、私がよく利用するソフト『PCMark10』を実行してチェックしてみます!このソフトは一応売り物ではあるのですが、無償版も提供されていて、無償版でも割といろいろとチェックできるんです。実にありがたい。
もちろん、無料で使える方でチェックしました!
上段がWindows11での結果、下段がWindows10のときの結果です。数字が高いほど性能が良いことを示してます。これをみると、ほぼパフォーマンスは変わってないことがわかります。
確かに実際に、パソコンでのいつもの作業をやる限りは、『Windows11にしたことで重たくなった』と思うことはなかったです。
あと、メール、WEBブラウジング、Office、画像編集、動画編集、ブログ等、私がPCで作業する内容は問題なくできています。『このソフト、使えんくなった』っていうものは無いですね。
Windows10は最新版の21H2版なら、2025年10月14日までマイクロソフトがサポートするため安全に使えますが、それ以降はWindows11へのアップグレードが必須です。安全に使うためには。
で、私のPCでは今回Windows11にしてもPCの性能が維持できたので、パフォーマンス退化なしで2025年10月以降もこのパソコンを使えるってことで、ナイスな結果でした!
私のパソコン環境では、Windows10からWindows11に更新するのにかかった時間は、延べでいうと約30分ってとこでした。バックグランドでWindows11をダウンロードしている時間(約1時間)は除いて、です。
まとめ
Windows11が正式にリリースされたのを受けて、Windows10からWindows11へのアップグレードについての情報をシェアしました。
[ 今回のポイント ]
- Windows11をインストールできるかはマイクロソフト提供のチェックツールで確認できる
- Windows11へのアップグレードはWindows Updateで通知が来るのを待つのが無難
- Windows11への更新時間はダウンロード約1時間とインストール約30分 (私のPC環境での実測)
Windows11へのアップグレードは、マイクロソフトも推奨しているようにWindows Updateで通知が来るのを待つのが無難です。Windows11には、まだ未解決の既知の不具合がありますし。
急いで手動でWindows11をインストールする必要性もないかと思います。複数台PCを持っているなら、サブで使っているPCに遊びで手動アップグレードする分には良いですが。
自分のPCがWindows11をインストールすることができるPCかどうか、というチェックぐらいはやっておいてもいいかと。
[2022年5月6日 追記]
その後、現時点での既知の問題が私にとっては致命的なものがないことと、Windows Updateの通知が来たことを受けて、私がメインで使っているパソコンをWindows10からWindows11にアップグレードしました。
『パソコンの動作が遅くなった』『あのソフトが使えなくなった』といった困った事象は、私のパソコン環境では起こっていませんよ。良かったぁ!